『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』でついに進展!?幼なじみ以上恋人未満の平次と和葉のこれまでをプレイバック
鈍感な平次に積極的にアピールする和葉、口ではなんだかんだ言いつつも和葉を想う平次…と、同じ幼なじみでも新一と蘭の関係性とは少し異なり、お互い素直になりきれない様子を見せることが多い。劇場版「名探偵コナン」シリーズのうち、そんな平次と和葉の関係性を大きく描いた2作品を紹介したい。
平次の一目惚れの相手が明かされる『名探偵コナン 迷宮の十字路』
平次にスポットライトが当たり、激しい刀剣アクションやバイクアクションが繰り広げられる劇場版第7作『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』(03)。東京、大阪、京都で5人の男が翁の能面を被る何者かによって殺害される事件が発生。捜査の結果、殺されたのは窃盗団「源氏蛍」のメンバーだったことが判明する。「源氏蛍」を追うコナンと共に事件の謎に迫る平次だったが、そんな彼に犯人が襲いかかる。
本作では、平次の初恋相手が、京都のとある寺で見かけた女の子であることが明かされ、初恋に思いを馳せる平次に対し和葉はやきもきしてしまう。さらに、犯人との戦いで窮地に陥った平次を救う和葉、和葉が犯人にさらわれたことを知り、重傷を負いながらも助けに向かおうとする平次といった、互いを思い合う姿が描かれた。
和葉の恋敵が登場!?『名探偵コナン から紅の恋歌』
百人一首を題材に事件が展開する劇場版第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』(17)。百人一首の団体「皐月会」の会長との対談に誘われた小五郎(声:小山力也)の付き添いで大阪の日売テレビを訪れたコナンたち。しかし、その「皐月会」を巡り、テレビ局の爆破事件と京都で殺人事件が発生してしまう。そんな騒動と並行して和葉は、平次を“未来の旦那さん“と呼ぶ紅葉と、平次への告白を賭けたカルタ勝負に挑むことに。
得意札を決めるよう宿題を課された和葉は、蘭の助言を受けながら一つの歌を選ぶ。和葉が得意札として選んだのはどういった意味を持つ歌なのか?エンディング後に明かされるもう一つの理由にも注目だ。
端から見れば相思相愛だが、なかなか進展を見せない平次と和葉。2人の関係性に焦点を当てたエピソードはたくさんあり、その動向を優しく見守る読者、視聴者も少なくないはずだ。多くの人が期待する2人の恋は、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』でどのような展開を見せるのか、ぜひその目で確かめてみて!
文/サンクレイオ翼