山崎賢人、映画『陰陽師0』ジャパンプレミアで“バディ”染谷将太と息ぴったりのトークを展開！

山崎賢人が若き日の安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』(4月19日公開)のジャパンプレミアが4月4日、東京国際フォーラムにて開催され、主演の山崎、共演の染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫、佐藤嗣麻子監督が登壇した。

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原作は、夢枕獏のベストセラー小説「陰陽師」。シリーズ累計発行部数は680万部を超え、世界的人気を集め、長きにわたり愛されている人気コンテンツ。原作者の夢枕全面協力のもと実写化した本作は、呪術の天才と呼ばれながらも、陰陽師になることにはまったく興味がない若き日の晴明の知られざる学生時代を完全オリジナルストーリーで描く。染谷扮する貴族の源博雅が晴明とバディを組み、事件解決に挑み、アクション、友情、謎解きもの要素も融合された呪術エンタテインメントが誕生した。

劇中でバディとして絆を深めていく山崎と染谷。撮影現場の様子を振り返った山崎は「僕も染谷くんも二人とも空気感がゆるいというか(笑)。二人でのんびりしていました」とコメントし、会場を和ませる。「最高でした！」と話した染谷は「賢人くんがリラックスして現場にいてくれるので、自分もリラックスでき、自然とお芝居に入っていくことができました。とても居心地がよくて3か月の撮影があっという間でした」と笑顔で感謝を伝えていた。

山崎と染谷のバディぶりについて「羨ましいくらいすてきでした」と微笑んだ奈緒。「晴明のクールさと、博雅のチャーミングさが、一緒にいることで際立って見えました」と二人の相性の良さに触れ、「すごく長いお知り合いなのかな、みたいな空気感が漂っていました」と現場の様子を報告した。

共演は3回目だが、ガッツリと芝居をするのは今回が初めて。「僕のデビュー作で染谷くんと一緒だったのですが、すごく落ち着きがあって完璧な人というイメージがありました。今回の共演で、ちょっと抜けているところがあるなぁって感じたし、おっちょこちょいなところもある。でもそのおっちょこちょいすらも冷静にいなしていく感じが、染谷くん、サイコーって思いました」と染谷が醸しだす雰囲気を解説。染谷は山崎について「難しいことを飄々とこなす。僕はすごく悩むし、うちに入ってしまうタイプだけど、賢人くんは悩んだとしても飄々としこなしていく姿がかっこいいと思いました」とお互いに“いいな”と感じた部分を伝え合った。

晴明に興味を抱く帝を演じた板垣は演じる際に「帝ゆえの孤独や憂いも、出せたらいいな」と意識していたとしえ、動きやまばたきも、ゆっくりがポイントだったそう。帝役ならではの悩みもあったようで、「現場で帝の衣装を着ちゃうと、動けなかったので。帝と同じような孤独感を味わっていました」とポツリ。山崎や染谷らが楽しそうに盛り上がっていても、板垣が動くとスタッフが駆け寄ってきて、衣装を持ち上げようとしてくれるため、「見ているだけでした」とちょっぴり寂しげ。板垣の寂しさには徽子女王役の奈緒も「わかります！衣装を着るともう動けないから……」と位の高い役を演じた同士で深く頷き合っていた。

「目に見えるものだけが、すべてではないというのがテーマ」だと語った山崎。「圧倒的なスケールの『陰陽師』を見てほしい」とアピールし「謎を追いかけ、犯人は誰なんだ！という目線で物語に入り込めると思いますし、友情があったり、恋があったり。呪術のシーンもあるので、純粋に楽しんでもらいたいなと思います」と見どころを語り、イベントを締めくくった。