アカデミー賞視覚効果賞に輝いた“白組“が平安京を完全再現!『陰陽師0』の世界観に迫る特別映像|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アカデミー賞視覚効果賞に輝いた“白組“が平安京を完全再現!『陰陽師0』の世界観に迫る特別映像

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アカデミー賞視覚効果賞に輝いた“白組“が平安京を完全再現!『陰陽師0』の世界観に迫る特別映像

夢枕獏の大ベストセラーシリーズを原作に、“最強の呪術師“安倍晴明の知られざる学生時代を完全オリジナルストーリーで描く『陰陽師0』(4月19日公開)。このたび、美しい平安京の世界観を存分に堪能することができる特別PV第二弾<世界観編>が解禁された。

【写真を見る】『ゴジラ-1.0』の白組がVFXを手掛け、麗しい平安京の世界観を創りだす
【写真を見る】『ゴジラ-1.0』の白組がVFXを手掛け、麗しい平安京の世界観を創りだす[c]2024映画「陰陽師0」製作委員会

平安時代に実在した“最強の呪術師“晴明の活躍を描いた大ベストセラーシリーズ「陰陽師」。刊行から35年たった現在でも定期的に新刊が発売されており、つい先日も第18巻が発売されたばかり。シリーズ累計発行部数は680万部を超え、アジアやヨーロッパなど世界でも人気を集めるなど、長きにわたり世界を賑わす大人気コンテンツとなっている。そんな原作、夢枕の全面協力のもと、「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子が監督、「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海が呪術監修を担当。呪術の天才と呼ばれながらも陰陽師になることに全く興味がない若き晴明を、山崎賢人が演じる。

本作のVFXを担当するのは、山崎貴監督による『ゴジラ-1.0』(公開中)で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、歴史的快挙を成し遂げた白組。今回解禁された映像では、本作のために集結したスタッフとキャストによって創り上げられた、美しき平安京の世界観を存分に堪能できる。晴明の伝説が残る大覚寺、仁和寺といった大規模なロケーションで撮影された印象的な場面が次々と映しだされていく。特に、佐藤監督のこだわりの一つでもある博雅(染谷将太)と徽子女王(奈緒)の花咲く空間は、鮮やかな色彩が目を惹くハイクオリティなVFXに仕上がっているほか、本作に登場する美しい衣装の数々は、平安時代に忠実に再現されたもの。さらに、本映像のナレーションを務めるのは、アニメ「呪術廻戦」の両面宿儺役でも知られる声優の諏訪部順一。諏訪部は夢枕原作の朗読劇「陰陽師 〜藤、恋せば〜」で晴明を演じた経験もあり、本作と所縁の深い豪華コラボレーションが実現した。

謎の金龍に連れ去られてしまった徽子女王を取り戻そうと真相を追う晴明と博雅の友情、そして博雅を慕う徽子女王の切ない想い、帝(板垣李光人)と陰陽師の思惑といった様々な人間ドラマが交錯し、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き始めていく。映像の最後には、原作者である夢枕の「晴明が晴明たる世界観、“呪”の表現、呪術の演出、すべてが素晴らしい」という大絶賛するコメントも収められている。


息を呑むほど美しい、白組のVFXが創出する平安京を舞台に繰り広げられる、若き日の晴明の戦いをぜひ劇場で楽しみたい!

文/サンクレイオ翼

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

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