辻村深月原作の“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリー『傲慢と善良』9月劇場公開決定

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辻村深月原作の“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリー『傲慢と善良』9月劇場公開決定

辻村深月による同名小説を原作とした映画『傲慢と善良』が、9月27日(金)より公開決定。あわせて、辻村からコメントが到着した。

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【写真を見る】「傲慢と善良」の書影[c]2024「傲慢と善良」製作委員会

2019年に単行本が発売されると、現代に生きる人々のリアルな恋愛観や価値観が描かれた本作は第7回ブクログ大賞を受賞、20代、30代を中心に多くの共感を呼び話題が広がり発行部数は90万部を突破し注目を集めている。主人公の架と真実はマッチングアプリで出会い婚約するが、その直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち、“知りたくなかった過去と嘘”が明かされていく。そして最後にたどり着く“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリーとなっている。

今回解禁されたビジュアルには、「婚約者が、突然消えた―。真実なんて、何ひとつ見えてなかった―」のコピーとともに、架と真実らしき人物が窓辺から夜の街を眺めている姿が映し出されている。失踪した真実(まみ)のことも真実(しんじつ)もなにも見えていなかったと後悔を示すかのようなコピー。また、キャストの顔ははっきりとは見えないままになっており、主人公の架と真実を演じるのは誰なのかも気になるところ。

映画化にあたり辻村は「いまも届く読者の皆さんの感想の声の切実さ、多様さに驚いています。 それはおそらく、この小説の誰か、なにかに皆さんが『自分』を見てくれているからなのでしょう。映画化を通じ、より多く深く、皆さんの心に刺さるものがあることを願っています」とコメントを寄せた。


本作の感想はすでにSNSやメディアのレビューコーナーで多く取り上げられているが、「人生で一番刺さった」「明日からの生き方が変わるかも…」「どんどん引き込まれて最後は感動した」「男女で感想がわかれそう!」「まさに私のことだ」など、大きな衝撃を与えつつも男女で感想が違うことでより多く広がっている可能性があるという。ぜひそんな物語の行方を、劇場で見届けてほしい。

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