キム・ヨンファ監督が手掛けるSF超大作『THE MOON』日本公開日が決定!メインビジュアルも完成
韓流トップスターのソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ共演、映画「神と共に」シリーズのキム・ヨンファ監督が手掛けたSF超大作『THE MOON』の日本公開日が7月5日(金)に決定。さらに日本版メインビジュアルも完成した。
本作は、たった一人で月からの帰還を目指す男の奮闘を描くSFアドベンチャー。月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せた韓国の有人ロケット、ウリ号は宇宙へ旅立つ。しかし月周回軌道への進入を目前にしながら太陽風の影響で通信トラブルが発生し、修理中の事故によりクルーの命が失われる。唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ギョンス)を生還させるため、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグク(ギョング)が宇宙センターへ呼び戻される。一方、仲間の遺志を継ぐ決断をしたソヌは、重大な危機に直面しながらも月面への着陸を成功させる。わずかな救出の可能性に懸けて地上スタッフが奔走するなか、果たしてソヌは再び地球の大地を踏むことができるのか。
『ペパーミント・キャンディー』(00)などのベテラン俳優ギョングをはじめ、アジア全土で人気を誇るK-POPグループ、EXOのメインボーカルを務めるギョンス、ドラマ「夫婦の世界」のヒエらが出演する本作。完成した日本版メインビジュアルでは、宇宙飛行士のソヌが、宇宙空間を浮遊する場面が大きく写しだされている。ソヌの周辺には、宇宙船が猛スピードで離れていく残像、神秘的な光をたたえた月、遠くに青く美しく光る地球を捉えている。地球の方向に向かっているソヌの横には、「たった一人、月から帰還せよ」というキャッチコピーが添えられており、55年ぶりに人類が月に降り立つという偉業の後に、なにゆえ宇宙空間をさまよってしまうのか、ストーリーの展開が気になるデザインに仕上がっている。
月は地球から384,400km離れており、摂氏110度からマイナス170度の間で変動している。大気もなく、救助の手も届かない絶望の環境のなか、わずかな救出の可能性に懸けてNASA(アメリカ航空宇宙局)や、韓国宇宙センターの地上スタッフが奔走していく。
また、4月26日(金)より第2弾ムビチケ前売券特典として、ポストカード3枚セット(絵柄3種)付き券が、全国の劇場で販売予定だ。1年に1度のスーパームーンが拝める7月公開とあって、『THE MOON』にも熱い視線が向けられそうだ。
文/山崎伸子