『数分間のエールを』リリックビデオ企画第3弾は菅原圭が歌う「ナイト・アンド・ダーク」
ヨルシカのMVやテレビアニメ「可愛いだけじゃない式守さん」のED映像を手がけるなど、注目を集める映像クリエイターチーム、Hurray!が映像統括を担当し、「ラブライブ!」、「宇宙よりも遠い場所」の花田十輝が脚本を担当する劇場アニメーション『数分間のエールを』(6月14日公開)。このたび、作中に登場する織重夕(声:伊瀬茉莉也/歌唱:菅原圭)のリリックビデオ企画第三弾の楽曲が解禁となった。
本作は石川県を舞台に繰り広げられる青春群像劇。MV(ミュージックビデオ)の制作に没頭する男子高校生、朝屋彼方(声:花江夏樹)は、ある日目にしたストリートライブをきっかけにその曲のMVを作りたいと強く思う。その楽曲を歌っていたのは、高校時代から楽曲制作やギターに没頭、大学卒業間際までに100の楽曲を制作するも芽が出ることは無く、音楽の道を諦めた女性教師、織重だった。織重は高校教師となる前日、音楽への想いを諦めきれずストリートで歌っていたが、その後教師としてMV制作に没頭する朝屋に出会い、夢を追い続けた過去の自分に姿を重ねていくのだった。
今回公開されたリリックビデオは、3月に公開した「ある呪文」、4月に公開した「ビオトープ」に引き続き、夕がアーティストとして発表したリリックビデオの1つである「ナイト・アンド・ダーク」。MVディレクションを担当するのは、YOASOBI「好きだ」や菅原圭「熱帯夜」、「キラッテラッテ」、そして先月公開された織重 夕feat. 菅原圭「ある呪文」、「ビオトープ」のリリックビデオ制作に携わる“をんたま”。イラストは神田ヨノ子が担当している。軽快かつエモーショナルなバンドサウンドに、力強くも儚い織重の歌声が重なった一曲となっている。リリックビデオは少女と猫が夜空を眺めるエモーショナルかつ愛らしい映像。2番からの夜空の変化にも注目してほしい。
「ナイト・アンド・ダーク」は物語のどのような場面で登場するのだろうか?MV制作に没頭する男子高校生と女性教師のモノづくりにかける思いをぜひ劇場で見届けてほしい。
文/鈴木レイヤ