”芸人になる夢”は「叶えたあとも、ずーっと楽しい」と語るニューヨークが、『トラペジウム』高山一実が描いたアイドル像に感服!「只者じゃないです、あの人は」

インタビュー

”芸人になる夢”は「叶えたあとも、ずーっと楽しい」と語るニューヨークが、『トラペジウム』高山一実が描いたアイドル像に感服!「只者じゃないです、あの人は」

「夢を追いかけている間も叶えたあとも、ずーっと楽しい」(嶋佐)

――お2人は実際に「芸人になる」という夢を追いかけて叶えていらっしゃいますが、“夢を叶えること”や“夢を追いかけること”についてどのような考えを持っていますか?

嶋佐「夢を追いかけている間も、叶えたあとも、ずーっと楽しいですね。芸人になってから、それこそ売れてない時期も、ただただ楽しかったんですよ。『売れたい』というのが夢だとしたら、いまありがたいことにいろんなお仕事をさせてもらえるようになって。ある意味、夢が叶ってラッキーだなとは思います。楽しいという気持ちがあるからこそ、ずっとこの仕事を続けられていられるんでしょうね」

屋敷「テレビに出ることをずっと夢見ていたんですよ。すごくキラキラして見えてたんですけど、実際にいまその状況にいると、意外にも地道というか。テレビに出て、ロケに行って…。楽しいんですけど、2時間かけて千葉に行ったりとか、真っ暗ななかロケバスで帰ったりっていう、そっちの時間のほうが長かったり。夢の途中というか、夢のリアルタイムは感覚として地味なイメージです。実際に経験しているいま、もう夢じゃなくなっているような気もします。言葉にするのは難しいかもしれない」

嶋佐「夢が現実になって、不思議な状態がずっと続いている感じですね。それがうれしくもあり、寂しくもあるというか」

屋敷「でも、学生時代もそうだったと思うんですよ。青春ってキラキラしていたように思えるけど、実際は授業中、あの硬い椅子に8時間ぐらい座っていたじゃないですか。青春時代に『俺ら青春している!』とは思わなかったよなって。そんな感じです」

嶋佐「そうそう。きっとみんなもそんな感じなんだろうな」

「僕らぐらいの同世代の男性に観てほしい!」
「僕らぐらいの同世代の男性に観てほしい!」撮影/湯浅亨

――では最後に、本作をどのような人に観てほしいですか?

嶋佐「マジで僕らぐらいの、同世代の男性に観てほしい!死ぬほどキラキラしているから(笑)!高校時代の僕が観るより、いまの僕が観たほうが食らっていると思う。もう最初から最後まで、ずっと輝いていました」

屋敷「たしかにね。こんなにキラキラした映画を観ることはなかなかないです。特に歌って踊るライブシーンは大画面でこそ映えそうですよね」

嶋佐「一回観たら心が洗われるんで。すごくいい気分になりました。高山さんにお礼を言いたい!映像も綺麗だから、ぜひ映画館で観てほしいですね」

取材・文/紺野真利子


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