せつなくも温かいジミーとアミの旅の裏側が垣間見られる『青春18×2 君へと続く道』スペシャルメイキング特別映像
興行収入30億円超の大ヒットを記録した『余命10年』(22)の藤井道人監督作にして初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(公開中)。毎月18日に本作の新情報を解禁する「18×2 LETTER」の第4弾としてこのたび、主演のシュー・グァンハン、清原果耶が演じるジミーとアミによる旅の裏側が垣間見られるスペシャルメイキング映像と、主演2人のほか、道枝駿佑、黒木華、藤井道人監督からのクランクアップ写真が解禁となった。
原作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2日本慢車流浪記」で、国際的映画スター、チャン・チェンが映画化を企画。日本と台湾、18年前と現在を舞台に、国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーとなっている。大ヒットスタートを切った3月の台湾公開を皮切りに、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ヴェトナム、カンボジアとアジア各地でも続々公開され、台湾では今年公開した台湾映画(合作を含む)でNo.1大ヒット、ヴェトナムでは歴代日本映画実写動員第1位を記録した。5月19日(日)からの中国大陸公開、22日(水)からの韓国公開を控え、既にアジアで100万人動員を突破した。ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日に待望の公開を迎えた日本でも、アニメや洋画の大作がひしめく中スマッシュヒットを飛ばした。
鑑賞後の満足度や評価も非常に高く、YouTubeやTikTokでの感想動画やXでのレビューや感想も続々投稿されている。「大人世代にも若者にも刺さる青春映画」「2回観ると1回目とはまったく違って見えて、冒頭から涙が止まらなかった…」「自分の人生を肯定して一歩前に進めるよう背中を押してくれる映画だった」などとクチコミが拡がり、2週目の興行収入ランキングもアップ。18年前の台湾と現在の日本を舞台に描かれるジミーとアミの旅はますます広がりを見せている。
解禁となった映像には、ジミーと幸次(道枝)が長野県の大雪原で雪合戦をするシーンや、ジミーとアミが台南の夜道をバイクの二人乗りで駆け抜けるシーン、台湾の十分駅と新潟の津南でのランタン祭りなど、日本と台湾の美しい情景を切り取った本作を象徴するシーンの撮影風景が映し出されている。ジミーと幸次が一面に広がる雪景色を走る様子がドローンを活用して上空から撮影されていたり、バイクの二人乗りシーンはカメラとバイクを一緒に載せた台車を走らせて撮影していたりと、切なくも温かいジミーとアミの旅を映し出すスタッフ陣の工夫とこだわりを垣間見ることができる。
さらにキャスト陣や藤井監督から、日本や台湾をはじめアジア各地で本作を鑑賞した人々へ向けた「感謝の手紙」も到着。主人公のジミーを演じたグァンハンは、「大人の魂が宿っている大人のラブストーリーを、何度でも繰り返し楽しんでいただきたいです」とコメント。アミ役の清原は、「あなたの昨日を、経験を、感じたことを大切に包んで肯定してくれるような優しい作品になりました。観てくれた方々の明日が穏やかに流れますように…」と呼びかけた。
そして本作を“監督人生第二章の始まり”と位置づけ、並々ならぬ想いを込めた藤井監督は「親愛なる、アジアで生きる皆さまこの映画に出会ってくれて、ありがとう」と、アジア全域を席巻する本作を楽しんでくれた観客へ向けて感謝の言葉を寄せ、4か月に渡って続いた「18×2 LETTER」企画を締めくくった。
旅の果てに辿り着くジミーとアミのそれぞれの“想い”が明らかになった時、必ず2 人が紡いだ初恋をもう一度初めから観返したくなる。最後まで観ると見える景色が大きく変わる人生の物語を、二度三度と、ぜひ堪能していただきたい。