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ジョーダン・ピールがあまりの面白さに“買い取った”!?デヴ・パテル監督&主演『モンキーマン』日本公開決定

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ジョーダン・ピールがあまりの面白さに“買い取った”!?デヴ・パテル監督&主演『モンキーマン』日本公開決定

「ジョン・ウィック」シリーズを手がける制作スタッフと、『ゲット・アウト』(17)、『NOPE/ノープ』(22)を手がけたジョーダン・ピールがプロデュースを務めた『モンキーマン』。本作が8月23日(金)に公開されることが決定した。

スラムドッグ$ミリオネア』(08)、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(16)で知られるデヴ・パテルが監督、主演を務める本作。架空のインドの都市を舞台とした復讐アクション映画だ。パテルが幼いころから熱中して観ていた『燃えよドラゴン』(73)のような香港アクションのエッセンスと、自身の中で《復讐》というジャンルを新しいレベルに引き上げたという韓国アクション、そして「ジョン・ウィック」のようなハリウッドアクションのスタイリッシュさとスケールがブレンドされ、ハイブリッドに進化を遂げた復讐アクション超大作が誕生した。構想に8年という歳月をかけて完成させたという本作は、第31回サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で観客賞を受賞、4月5日に全米で公開されると『ゴジラxコング 新たなる帝国』(公開中)に次ぐ初登場2位を記録した。パテルの鮮烈な監督デビュー作にして、圧倒的な熱量でアクション映画の新たな扉を開いた。

元々は世界配信に向けて製作が進められていたという本作。これを観たピールが「劇場で観てもらうべき作品だ」と、あまりの面白さに自身の制作会社で買い取る、という異例の決断を下し、とにかく劇場で公開することにこだわった。物語は、母を殺されすべてを奪われた一人の男の、壮絶な復讐劇。母を殺されたキッド(パテル)は、夜な夜な開催される闇のファイトクラブで猿のマスクを被り、〈モンキーマン〉を名乗る“殴られ屋”として生計を立てていた。人生のどん底で、過去のトラウマと戦い、苦しみながら生きてきた彼は、ある日自分から全てを奪ったヤツらのアジトに潜入する方法を見つける。何年も押し殺してきた怒り、母と自分の人生をめちゃくちゃにしたヤツらへの復讐を誓った彼の目的はただ一つ「ヤツらを殺す」。復讐の化神〈モンキーマン〉と化した彼は、凄まじい衝動と熱量でヤツらを追い込んでいく。


パテルは監督として、主演俳優としてどのような熱狂と興奮を見せてくれるのだろうか?今夏注目の凶暴な復讐劇に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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