『マッドマックス:フュリオサ』が初登場No. 1!多彩なフォーマット&リピーター戦略で“前作超え”へ爆走開始 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『マッドマックス:フュリオサ』が初登場No. 1!多彩なフォーマット&リピーター戦略で“前作超え”へ爆走開始

コラム

『マッドマックス:フュリオサ』が初登場No. 1!多彩なフォーマット&リピーター戦略で“前作超え”へ爆走開始

前週上位の『あぶ刑事』『名探偵コナン』が大接戦!『からかい上手の高木さん』も初登場

前週から1ランクダウンで2位となった『帰ってきた あぶない刑事』は、週末3日間で動員17万5000人、興収2億3200万円と、前週比70%の成績(動員のみ。興収はファーストデイと重なったこともあり65%)をキープ。累計成績では動員59万人、興収8億円を突破している。

【写真を見る】勢いが止まらない『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』がついに動員1000万人を突破!
【写真を見る】勢いが止まらない『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』がついに動員1000万人を突破![c]2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は前週に引き続き3位にランクイン。8度目の週末でも動員17万2000人、興収2億2900万円と好調な成績を保っており、累計成績ではついにシリーズ初となる観客動員1000万人を達成。興行収入は144億円に到達し、歴代興収ランキングでは16位まで浮上。次の目標となる“1億ドル”までは、公開時よりも進んだ円高の影響もあってあと13億円ほど(6月3日現在のドル円相場)。いまの勢いが落ちなければ、達成可能なラインだろう。

また新作では、シリーズ累計発行部数1200万部を超えアニメ版も好評を博した山本崇一朗の人気コミックを、今泉力哉監督のメガホンのもと、永野芽郁と高橋文哉共演で実写映画化した映画『からかい上手の高木さん』が5位に初登場。初日から3日間で動員12万9000人、興収は1億6700万円を記録している。

映画『からかい上手の高木さん』は5位に初登場を果たした
映画『からかい上手の高木さん』は5位に初登場を果たした[c]2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会 [c]山本崇一朗/小学館

他に、前週2位に初登場を果たした『劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』(公開中)は4位となり、週末3日間で動員13万8000人、興収1億9000万円を記録。累計成績では動員43万人、興収6億円を突破。そして公開16週目を迎えた『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(公開中)は前週より1ランクアップの8位となり、累計成績で動員762万人、興収109億円を突破した。

以下は、1~10位までのランキング(5月31日〜6月2日)
1位『マッドマックス:フュリオサ
2位『帰ってきた あぶない刑事』
3位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
4位『劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』
5位『映画 からかい上手の高木さん』
6位『関心領域』
7位『ミッシング』
8位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
9位『碁盤斬り』
10位『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』


今週末は、「デューン」シリーズのゼンデイヤと『君の名前で僕を呼んで』(17)のルカ・グァダニーノ監督がタッグを組んだ『チャレンジャーズ』(6月7日公開)、新垣結衣と新人の早瀬憩がダブル主演を務めヤマシタトモコの人気漫画を実写映画化した『違国日記』(6月7日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

関連作品