いないはずの“あのコ”が姿を現す…『あのコはだぁれ?』清⽔崇ワールドを堪能できる場面写真が到着!
Jホラーを牽引し続けてきた清水崇監督最新作で、『ミンナのウタ』(23)のDNAを引き継ぐ『あのコはだぁれ?』(7月19日公開)。このたび、本作の場面写真が一挙解禁された。
本作は、とある夏休み、男女5人が補習授業を受ける教室でいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー。臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのかの目の前で、ある女子生徒が突如屋上から飛び降り、不可解な死を遂げる。数十年前にも同じ場所で同様の事故が起こっている事を知った君島と生徒たちは“いないはずの生徒=あのコ”の謎に踏み込んでいく。映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷凪咲が、臨時教師の君島を演じ、補習授業を受ける生徒役には、早瀬憩をはじめ、山時聡真、荒木飛羽、今森茉耶、蒼井旬らフレッシュなキャストが勢揃い。さらには君島の恋人役の染谷将太や、松尾諭、小原正子(クワバタオハラ)、マキタスポーツなどバラエティ豊かな面々が出演する。
そんな本作より、清水崇ワールドをたっぷりと堪能することができる場面写真が10点到着。「蝉しぐれのうだる様な夏休み、陽炎のように人の視界も時も歪み、ある筈の無いモノ、いるはずも無い存在、忘れ去られたはずの記憶が姿を現し始めます。誰しもこんな風に思った事はありませんか?」と清水がコメントする本作で描かれているのは“夏の歪んだ幻影”と“過去からの残影”。そんな本作を印象付けるメイン写真となったのは、補習授業を受ける男女5人の教室でいないはずの“あのコ”の気配を察した、君島の表情が印象的な一枚。そして、生徒の三浦瞳(早瀬)とともに、廊下に倒れ込みながらなに者かに怯える君島や、教室で生徒に対峙する姿など、夏の学校で繰り広げられるであろう背筋が凍る物語を予感させる場面写真が公開された。
そのほか、三浦とともに“あのコ”にまつわる衝撃の事実にたどり着く前川タケル(山時)、教室で談笑するクラスメイトの島田蓮人(荒木)と阿部大樹(蒼井)、君島の恋人(染谷)、そして、“あのコ”の後ろ姿など、本作の鍵を握るキャストたちの姿を切り取った場面写真も解禁となった。
「本作を観ていただけた各人にとって、『いつか観た、あの奇妙な歪んだ夏の映画は何だったのか…!?』と記録の断片に残ってくれたら幸い」と語る清水。はたしていないはずの“あのコ“は渋谷演じる君島たちにどのような恐怖をもたらすのか?続報に期待したい。
文/サンクレイオ翼