感情たちの世界を盛り上げる!『インサイド・ヘッド2』日本版声優陣に横溝菜帆、マヂカルラブリー村上らが決定|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
感情たちの世界を盛り上げる!『インサイド・ヘッド2』日本版声優陣に横溝菜帆、マヂカルラブリー村上らが決定

映画ニュース

感情たちの世界を盛り上げる!『インサイド・ヘッド2』日本版声優陣に横溝菜帆、マヂカルラブリー村上らが決定

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)。このたび、主人公の少女ライリー、新たな“大人の感情“の声を担当する日本版声優陣が解禁となった。

【写真を見る】横溝菜帆、マヂカルラブリー村上らが日本版声優として物語を彩る
【写真を見る】横溝菜帆、マヂカルラブリー村上らが日本版声優として物語を彩る[c]2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

本作の舞台は、どんな人のなかにも広がっている“感情たち”の世界。高校入学という転機を迎えた主人公の少女ライリー。頭のなかで、彼女の幸せを子どものころから見守っていたヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの前に、新たに4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが姿を現す。

高校入学という大きな転機を迎えた主人公ライリー
高校入学という大きな転機を迎えた主人公ライリー[c]2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

そんな本作の主人公ライリーの日本版声優に女優の横溝菜帆、ライリーが大人になることで生まれた4つの感情のうち3つの新キャラクター、ハズカシにお笑い芸人のマヂカルラブリーの村上、イイナーに声優の花澤香菜、ダリィに声優の坂本真綾がUS本社のオーディションを経て決定した。高校入学という人生の大きな転機を迎えたライリーの日本版声優を務める横溝は、「義母と娘のブルース」での演技が話題を呼び、「君と世界が終わる日に」、『かがみの孤城』(22)など数々の話題作に出演。過去にもディズニー&ピクサー映画『ソウルフル・ワールド』(20)でも日本版声優を務めたが、自身と年齢も近い等身大の主人公ライリーの声で再びディズニー&ピクサー作品へ参加する。

今回、ライリーの日本版声優に決定した際の心境について、「(オーディションの)合格の連絡が来たときは嬉しすぎて、母と2人で飛び跳ねながら大喜びしました。ライリーを皆さんに愛してもらえるようなキャラクターにできるよう、一生懸命頑張ろうと思いました」と笑顔をみせた。またライリーの魅力について「両親に反発しつつも凄く両親を大切に思っていて、本作では友だちやチームの子たちと色々揉め事があったりするのですが、自分の感情を正直に表現することができるので、素直でいい子だなと思います」と語り、続けて自身との共通点について聞かれると「明るいところです。私も辛いことがあってもいい方向に考えようとしているので、その辺は似ているんじゃないかなと思います」と明かした。さらに、9つの感情のなかでお気に入りを「イイナーです。何でも羨ましがっているのが凄く可愛いし、キラキラした目がかわいいので凄く好きです」と話し、「前作よりも凄く共感していただける作品になっていると思うので、どの世代の方にも観て頂きたいです。観た後に自分の感情に改めて向き合って、自分のことを見つめなおすきっかけになれると思います」と作品の魅力をアピール。

ハズカシの日本版声優を務めるのは、本作が声優初挑戦となるマヂカルラブリー村上
ハズカシの日本版声優を務めるのは、本作が声優初挑戦となるマヂカルラブリー村上[c]2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

そして、ライリーのなかに新たに現れる“大人の感情“で、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠す〈ハズカシ〉の日本版声優を務めるのは、お笑い芸人のマヂカルラブリーの村上。本作が声優初挑戦となる村上は、「自分の声に自信がないので、僕で成立するのかっていうドキドキの方が大きかったですね」と役が決まった当時の心境を明かす。続けて「(合格を聞いたときは)ヨロコビは凄い遠くにいたんじゃないですかね。怖い、失敗したらどうしようって感情が前に出てきましたね。なんとか公開までにヨロコビを元気にさせておきたいです(笑)」と冗談交じりに話した。自身が演じたハズカシの魅力については、「我々人間が全員もっている感情だけれど、それを凄く可愛らしいキャラクターに描いてくれているので、親しみやすい感情に見えていると思います」と語り、自身との共通点について「僕はハズカシそのまんまだと思います。顔をフードで隠すんですけど、僕も恥ずかしくなるとハズカシのような声を出したり、顔を手で覆って隠したりするので…」と明かした。

今回、恥ずかしがって”呻く声“での表現が大半だったことについては、「(台本に)呻くしか書いてなかった。ちょっとポジティブな感情での呻きとか色んな呻きを演じまして、奥が深いなって凄く思いました。劇場でなんの『ん~~~』かを、予想して欲しいですね」と収録での苦労を交えながら語った。また本作について、「思春期の頃の気持ちを忘れてきてはいるんですけど、こういう時に友だちと揉めたなとか、凄い感動したなとか、大人たちにそういう素敵な思い出をもう一度思い起こして、素敵な気持ちになって仕事を頑張っていただきたいなって思います」と語った。

同じく新たに登場する“大人の感情“で、小さな身体で背伸びして、いつでも周りの誰かを羨んでいるイイナーの日本版声優の花澤は「私にとってイイナーは、大人になるにつれ、思っていても口に出さずに心の隅にそっと隠しておくような日陰の存在になっていました。演じてみたら、純粋でぴかぴかで、とてつもないパワーを秘めている、それはそれは眩しいものでした」と魅力について語り、どんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さないダリィの日本版声優の坂本は「思春期のライリーのなかに芽生えた新しい複雑な感情、そのひとつであるダリィは、名前の通りとにかく気だるい!腹筋をなるべく使わないで、覇気のない声の出し方に徹しました」とアフレコ時のポイントを明かしている。


誰しもが経験する思春期の頭のなかを描く本作。個性豊かな9つの感情たちは、ライリーにどのような変化をもたらすのか?ぜひ劇場で見届けてほしい!

作品情報へ

関連作品