韓国の超ヒットシリーズついに完結！『ノリャン―死の海―』日本緊急公開、緊張感あふれる予告編も

韓国で昨年大ヒットした『ノリャン―死の海―』が、8月9日(金)より日本公開決定。あわせてポスターと予告編が到着した。

本作は、『バトル・オーシャン 海上決戦』(14)、『ハンサン―龍の出現―』(22)に続くシリーズ最終章。薩摩水軍と朝鮮、明の連合軍が激突した最終決戦、露梁海戦を描いた本作は、10年に及ぶシリーズの集大成にふさわしく、かつてないスケールで3ヵ国の水軍約100隻が入り乱れる歴史的海戦を描きだしている。本編の半分以上は怒涛の海戦シーンが占めており、息もつかせぬ攻防が展開する壮絶バトルはまさに圧巻。そして激戦のはてに明かされるイ・スンシンの真意と悲痛な覚悟は、悠久の歴史を超えて名将の最後を飾るにふさわしい熱い感動を与えてくれる。

今回、韓国映画史上最大のヒット作となった『バトル・オーシャン 海上決戦』でチェ・ミンシクが、第2作『ハンサン ―龍の出現―』ではパク・ヘイルが扮した英雄イ・スンシンを演じるのは、『モガディシュ 脱出までの14日間』のキム・ユンソク。そのほかに、明の重要人物をチョン・ジェヨンとホ・ジュノが、さらにはイ・スンシンの2人の息子をアン・ボヒョン、ヨ・ジングといった人気俳優が演じている。監督、脚本は3部作のすべてを務めたキム・ハンミン。オリンピックで使用されたスピードスケートリンクを巨大な屋内セットに改装し雄絶な海上バトルを再現。より進化を遂げたVFXによって、完結編にふさわしいリアルかつ迫力の映像が生みだされた。

公開決定に合わせて、ポスター、予告編が到着。ポスターは最後にふさわしい「巨星墜つ」という衝撃的なキャッチコピーが目を引くデザイン。そして、スンシン役のユンソクをはじめ、ボヒョン、ジングなど豪華キャストの写真も並び、それぞれのドラマを感じさせるビジュアルとなっている。また同じく公開された予告編は、大迫力の海戦シーンが満載で大作映画を期待させる映像に。朝鮮、明、そして日本軍が入り乱れ、一体誰が味方で敵なのか、ハラハラする駆け引きも描かれており、アクションの中にも緊張感漂う作りとなっている。予告を見れば、本編を大スクリーンで見たくなること間違いないだろう。

シリーズ累計3000万人動員の大ヒットシリーズを締めくくる本作。世代を超えた名優たちが生みだす、緊迫感あふれる物語の行方を、ぜひ劇場で見届けてほしい！

文/サンクレイオ翼