Z世代のTikToker、MINAMIと『ブルー きみは大丈夫』ケイリー・フレミングのスペシャル対談裏側に密着!
「私にもイマジナリーフレンドがいたかもしれない」(MINAMI)
映画では「子どもじゃない」と背伸びをしているビーだが、実際のフレミングは「とにかくかわいくて明るくて、魅力的。ビーをやっていた人とは思えないほどギャップがありました」とMINAMIが対談での印象を語る。
映画については「内容はものすごくすてきですし、スッと内容が頭に入ってくるところがよかったです。深い物語なのに、わかりやすくて楽しいです。誰かと一緒に行けば、観たあとに会話が弾むだろうし、レッドカーペットで宮田(俊哉)さんが『観る人によって感想は変わる作品』ってコメントしてたように、本当にそうだと思いました。モフモフ、ふわふわな気持ちになれる映画です!」とお気に入りの様子。ビーにも共感するところがあったようで、「私も、自分のことを“もう大人”って言ったりするし、逆に“まだ子ども”って言ったりすることもあります。場合によって使い分けています(笑)。ビーに共感するところはたくさんありました。私にもイマジナリーフレンド(子ども時代の空想の友だち)がいたのかな、いたらいいなとは思っています。いまは忘れているだけなのかもしれないけれど、映画を観て“私にもいたのかな?”と考えました。物語に影響されやすいタイプなので、そう思ったのかもしれないけれど…」と照れ笑い。
劇中に登場したイマジナリーフレンドは「みんなかわいい!」と話したMINAMIのお気に入りは「スーパーマンの恰好をしているワンちゃん、スーパードッグとスポーツスタイルのバナナとロボット。もちろんブルーも大好き!」と語った。普段、あまり映画を観ないというMINAMIはアニメが好きで、観るのはアニメ映画が多いという。「私は落ち着きがないせいもあって(笑)、家で映画を観ていてもほかのことが気になりだしちゃうんです。でも、この映画はあっという間に終わってしまって、ほかのことに気が行く暇がありませんでした。映画館ならより集中できると思うし、この映画なら私は家で観ても、スマホで観ても、どこで観ても物語に集中すると思います。それくらい惹き込まれました。試写で観たあと、感動してソッコー、ママと妹にLINEしました。マジでいいから!って」と大絶賛。
家族はもちろん、友だちにもすでにオススメし始めているというMINAMI。「本当にモフモフして、心が温かくなる映画です。かわいいキャラクターもいっぱいいるし、めっちゃいい話なのもポイント。ギャルがよく『ダルいくらいいい』っていう言葉を使うんですけど、本当に、ダルーいくらいよかった(笑)!ギャルにはこれで通じるはずです。思わず気が抜けちゃうくらい圧倒されるいい話なので、みんな本当に観てほしいです!」と若者らしい言葉で締めた。
取材・文/タナカシノブ