本日公開!『ザ・ウォッチャーズ』シャマラン父娘&ダコタ・ファニングが語る特別映像“生き残れるか編”

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本日公開!『ザ・ウォッチャーズ』シャマラン父娘&ダコタ・ファニングが語る特別映像“生き残れるか編”

M・ナイト・シャマラン製作、娘のイシャナ・ナイト・シャマランが長編初監督を務めたホラー映画『ザ・ウォッチャーズ』が本日6月21日より公開。このたび本作の特別映像“生き残れるか編”が解禁された。

本作は、1999年の大ヒット作『シックス・センス』から、2021年公開の『オールド』に至るまで、“マスター・オブ・サプライズ“の称号で常に多くの映画ファンを虜にしてきたM・ナイト・シャマランと、彼の実の娘であるイシャナが放つ”覗き見”リアリティーホラーだ。森に迷い込んだ28歳の孤独なアーティストのミナ(ダコタ・ファニング)がガラス貼りの部屋に閉じ込められ、“謎のなにか”に毎晩監視されることに。果たして“監視者”は何者なのか?

6月7日に待望の全米公開を迎えると「ダコタ・ファニングが最高の演技を見せ、森に潜む謎の存在が観客をラストまで惹きつける」(Empire Magazine)、「独自の雰囲気と新しい予想外のアイデアで満たされている」(Independent)など、新人監督とは思えぬ描写力への評価と、主演のファニングを絶賛する声が上がった。また、いち早く目撃した日本の観客からは「どんどん展開していく仕掛けで最後まで飽きることなく楽しめた」、「最後までハラハラドキドキさせられてすごい満足感!」などのコメントが寄せられている。

待望の日本公開に合わせ、解禁されたのは特別映像“生き残れるか編”だ。主人公のミナは届け物をするために出かけるが、地図にない森で道に迷ってしまう。彼女が逃げ込んだ“ガラス貼りの部屋”には、見知らぬ3人がおり、その部屋は夜になると謎の“なにか”に“覗き見”されると言う。

映像は、夜になると内側が鏡になるガラス貼りの部屋で、なにかを確かめるように指でガラスを叩き、外に向かって耳を傾けるミナの姿で始まる。「古代の神々のように恐るべき存在です」とイシャナ監督が語ると、ファニングが「誰も見たことがない。どんな姿でなにができるのかわからないことばかり。でも恐怖と危険ははっきりと感じる」と続ける。監督の「正体を暴くというコンセプトで、ファンタジーとホラーを融合し、試してみたかった」というコメントに、幼き日と現在のミナの後ろ姿が重ね合わされ、彼女の過去のトラウマが暗示される。

「死んじゃダメ」…ミナが届ける黄金色の鳥の声に、製作のM・ナイト・シャマランが「時間が迫るなか、逃げ道がないというスリリングな要素もある。永遠にここから出られない。逃げるなら命懸けだ」と、『ザ・ウォッチャーズ』にはサバイバル的脱出ゲームの要素があると指摘。

地図にない森には謎のサインが置かれている。「後戻りできない」というミナの本編映像に、「ガラス貼りの部屋は“監視者”から4人を守ってくれる場所。大きな窓が夜になると鏡に変わり、ミナたちは外の景色が見えなくなる。でも外からは見える」とダコタが解説。ガラス貼りの部屋には「“監視者”に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」という禁断のルールが3つあり、その1つでも破ったら殺されてしまうのだ。

映像はミナと見知らぬ3人がガラス貼りの部屋で過ごす様子をとらえ、監督が「そこは超自然的な魅力のようなものと嫌悪感が共存している。ガラス貼りの部屋は生き残るために身を置いているだけで、最も抜け出したい場所でもある」と部屋の二面性を語ると、ファニングが「“監視者”についてミナたちは、なにも知らない。なにを望みどんな能力があるのか」と続ける。音楽がよりハイテンポになり緊張感が加速すると、M・ナイト・シャマランが「かつては崇められていたが、いまは完全に恐ろしい存在だ」と“監視者”に対する意味深なコメントを放つ。ついに “監視者”たちがガラスを叩き始めるが…。


イシャナ監督は「映画館で驚きの体験が楽しめるはず。耳を澄まして感じてほしい。ぜひ映画館で観てほしい」と、驚愕の映像と恐怖に満ちた音を劇場で満喫してほしいと結んでいる。彼らは“何者”なのか。予測不能の結末を映画館の大スクリーンで確かめていただきたい。

文/山崎伸子

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