ロバート・ダウニー・Jr.＆パク・チャヌクがタッグ組んだスパイ・スリラー「シンパサイザー」が7月に配信！トレーラー初公開

パク・チャヌクが製作総指揮を務めたHBOオリジナル・ドラマシリーズ「シンパサイザー」が動画配信サービス「U-NEXT」にて7月12日(金)より独占配信されることが決定。トレーラーも初公開されている。

本作は、ベトナムから難⺠として渡⽶し、⽣活した経験をもつベトナム系アメリカ⼈ヴィエト・タン・ウェンのデビュー作にしてピューリッツァー賞およびエドガー賞受賞をはじめとする5つの⽂学賞を受賞した同名小説を原作にしたスパイ・スリラー。舞台はベトナム戦争末期の1970年代。フランスとベトナムの⾎を引く⼤尉は、CIAと協⼒し南ベトナムの仲間たちとともにアメリカ、ロサンゼルスへと脱出する。しかし、彼は北ベトナム陣営のスパイだった。彼は⽶国での⽣活を続けながらも、南陣営の動向を北に報告し続けるミッションを負うこととなる。

主演を務めるのはベトナム系オーストラリア⼈俳優のホア・スアンデ。2つのルーツをもち、2つの⾔語を操りながら、表裏2つの顔をもつスパイを演じる。また「キリング・イヴ／Killing Eve」でのエミー賞受賞などでも知られるサンドラ・オーは⽇系アメリカ⼈のミズ・モリを演じ、⼤尉の⽶国⽣活におけるキーパーソンの1⼈となる。そして、『オッペンハイマー』(23)で第96回アカデミー賞助演男優賞を受賞したロバート・ダウニー・Jr.は1⼈で4役を担当。本作品ではアジア系以外で唯⼀のメインキャストを務め、CIA⼯作員、教授、映画監督、国会議員をそれぞれ演じている。

ハリウッドを代表する名優とアジア映画界をリードする映画監督がタッグを組んだ本作。スリルと異文化風刺が込められた異色のスパイ・スリラーを配信で堪能してほしい。

文/スズキヒロシ