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たった一人、月から帰還せよ!『THE MOON』EXOド・ギョンスがインタビューで撮影を振り返る

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たった一人、月から帰還せよ!『THE MOON』EXOド・ギョンスがインタビューで撮影を振り返る

「神と共に」シリーズを手がけたキム・ヨンファ監督のSF大作『THE MOON』が7月5日(金)に公開される。このたび、EXO、ド・ギョンスのインタビューおよび、関連写真が解禁に。さらに、宇宙飛行士、野口聡一ら著名人からの推薦コメントも到着した。

【写真を見る】兵役後初の映画出演となるド・ギョンスの姿を写した場面写真も多数解禁
【写真を見る】兵役後初の映画出演となるド・ギョンスの姿を写した場面写真も多数解禁[c]2023 CJ ENM Co., Ltd., CJ ENM STUDIOS, BLAAD STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED

アジア全土で絶大な人気を誇るK-POPグループ、EXOのメインボーカルを務めるギョンスが「神と共に」に続くタッグとなるヨンファ監督作で兵役後初の映画出演を果たす。さらに『ペパーミント・キャンディー』(99)などで知られるベテラン俳優、ソル・ギョング、「夫婦の世界」で知られるキム・ヒエらが共演。盤石の布陣で、ハリウッド超大作級の作品を完成させた。本作で描かれるのは、月面の有人探査を叶えるべく、3人のクルーを乗せた韓国の有人ロケット、ウリ号の物語。月周回軌道への進入を目前にしながら太陽風の影響で通信トラブルが発生し、修理中の事故によりクルーの命が失われる。そんななか、唯一残された新人宇宙飛行士ソヌ(ギョンス)を生還させるため、5年前の有人ロケット爆発事故の責任を取り組織を去った当時の責任者ジェグク(ギョング)が宇宙センターへ呼び戻される。一方、仲間の遺志を継ぐ決断をしたソヌは、重大な危機に直面しながらも月面への着陸に成功。僅かな救出の可能性に懸けて地上スタッフが奔走するなか、ソヌの地球へ帰る物語が展開する。

ソヌを演じたギョンスは、脚本に初めて目を通した際の印象として「入隊中に脚本をいただいたんですが、初めて目を通した時に“韓国でこんな映画が作れるんだ”と心から驚いたことを覚えています。当時の韓国では宇宙を舞台にした映画やドラマは作られていませんでした」と語っている。また、宇宙服を装着しての撮影はいかがでしたか?という問いに関しては「気を配らなければならないことがとても多かったことを覚えています。宇宙服を着た瞬間に“これは無理だ!”と思いました。撮影は夏に行われましたが、震えるほどに冷房を利かせていて、スタッフは薄いダウンジャケットを着ていました。それでも汗をたくさんかきました。さらに、ヘルメットを被ると呼吸がうまくできず、長時間装着し続けることは困難でした。宇宙服の重さも体感では10kg以上あるように思えましたが、聞いてみると5~6kgだったそうです。そして普段は2、3パターン想定して演技をしていますが、本作は7、8パターン考える必要がありました。トイレに簡単に行けなかったのも大変でした(笑)」と本作ならではの苦労を明らかにした。

また、宇宙、月に関連する著名人、見識者から推薦コメントも到着している。宇宙飛行士の野口聡一は「韓国版『ゼロ・グラビティ』(13)かと思ったけど、何が起きても決して死なないファン・ソヌ飛行士は『ダイ・ハード』(88)だね。。。月面探査車の疾走シーンは大迫力!それにしても、宇宙での国際協力って大事です」と宇宙飛行士ならではの視点でコメント。また、写真作家の宇宙飛行士の日常「宇宙パニック映画は数多くあれど、ここまで主人公に無慈悲な試練を与える作品もそう多くはない。終始手に汗にぎる展開でドキドキした。現実でもアルテミス計画という半世紀ぶりに人類を月面に送るプロジェクトが始動している。この物語はフィクションではなく現実に起こり得る話なのだ。だからこそ国籍、人種に関係なく、宇宙飛行士の勇敢さ、そしてそれを支える多くの仲間たちを称えたい映画だ」と本作に関して語っている。


ギョンス演じるファン・ソヌ飛行士は無事地球に帰還することができるのだろうか?手に汗握るSF大作の登場に期待が高まる。

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