「シーズン3は“完璧”」世界中で話題沸騰のドラマシリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」キャスト陣が語り合う、最高のチームワーク
「最も良かったことは、最高のキャスト、スタッフに出会えたこと」(ライザ・コロン=ザヤス)
――この作品を経験したことで、皆さんがとお客としてレストランに行く際に変化したことはありますか?
エリオット「ありました。私には小さな子どもが2人いるのですが、レストランに行くといつも後始末のことばかり考えてしまいます。子どもたちが床になにかを落としたりすると、ここで働いている人たちがどれだけ大変かを知っているからストレスを感じてしまいます」
エデビリ「その感覚は大事なことだと思いますよ。私はいつも一緒にお皿を片付けています。でも『やめてください』って目で見られてしまう(笑)」
ホワイト「お客さんにはリラックスしてほしいんですよ」
エデビリ「ほとんど反射的に体が動いてしまうんです。そのたびに本当にごめんなさいって思いながら(笑)」
コロン=ザヤス「私はキッチンを覗き見するようになりました。そこでのエネルギーやカオスがどんなふうなのかを見てみたくて」
ホワイト「僕たち皆が多分そういうことにもっと興味があるんだと思います。たぶんレストランというものに対して過敏になっているのかもしれません(笑)」
――このドラマは世界中で社会現象になりました。個人的な面でも仕事の面でも、本作に携わって最も良かったと思えることは?
コロン=ザヤス「ここにいる人たちに出会えたことです」
ボイス「僕もそれを言おうと思っていました」
エリオット「なんと言ってもこのキャストです」
コロン=ザヤス「最高のキャストに最高の脚本家とクリエイター、スタッフたち。本当に優しさにあふれていて、みなさんのことが大好きですし、自分たちがやっていることもまた大好きなんです」
ホワイト「数週間前に撮影が終わったのですが、現場から離れるのがとても辛いことでした。自分たちの生活をとても大切にしているけれど、みんなで少しでも長く一緒にいられることも特別なんです」
――このシリーズを続けていくうえで心掛けていることは?
エデビリ「お互いに親切にすることですね(笑)。それと、きちんとセリフを覚えること」
ホワイト「あと現場に来ることと、準備することと、時間を守ることです」
エリオット「時間通りに現場に来るのはとても大事です」
エデビリ「あと水分補給も忘れないようにね(笑)」
エリオット「ビタミンCを摂ることもね」
一同「(笑)」
――最後に、シーズン3を一言で表現すると?
スタフィエリ「“高揚感”だね」
エリオット「それと、“完璧”」
ホワイト「あとは“挑戦”かな」
マシスン「“ばか騒ぎ”もありますね(笑)」
構成・文/久保田 和馬