「おいしいわよ~」“コアチョコ”の『マタンゴ』Tシャツで夏を乗り切れ!
連日猛暑がつづいている日本列島。関東など一部の地域ではすでに梅雨明けが発表されたものの、まだまだジメジメした天気がつづきそう。そんないまの季節、マニア諸氏は頭の片隅にアノ映画のことを思い浮かべているのではないだろうか。そう、ジメジメといえばキノコ、キノコといえば日本特撮映画のマスターピース『マタンゴ』(63)だ!
カルト映画から特撮作品や漫画、プロレスまで多岐にわたるデザインのTシャツを販売する“コアチョコ”こと「ハードコアチョコレート」から、待望の『マタンゴ』Tシャツが発売中。その注目ポイントを、“コアチョコ”の代表兼デザイナーであるMUNEのコメントと共に紹介していこう。
「ゴジラ」シリーズの本多猪四郎監督と、“特撮の神様”こと円谷英二特撮監督がタッグを組み、1963年の夏休みに公開された『マタンゴ』。南太平洋に浮かぶ不気味な孤島に漂着した7人の男女が、飢餓状態に陥り、その島に自生した未知のキノコ“マタンゴ”を食べてしまうことから得体の知れない恐怖に襲われていくというジャパニーズホラーの元祖的一本であり、あのクエンティン・タランティーノ監督もお気に入りの一本として挙げるなど、海外からも支持を集めている。
今年で25周年を迎えるコアチョコは、これまで多数の映画Tシャツをリリースしてきており、メジャーからマイナーまで幅広くコラボレーションを続けてきた。MUNEは今回のコラボレーションについて、「超大作、東映実録路線、特撮、B級もしくはZ級のホラー映画、香港功夫映画…など、ジャンルはバラバラですがモチーフに対する『愛』で熱いアイテムをリリースし続けてきました。今回、満を持して東宝映画とコラボすることになったのですが、世界的に有名な『ゴジラ』シリーズはもちろんのこと、東宝特撮にはまだまだ名作が多いと思っています。この『マタンゴ』は、そのなかでも最右翼でしょうか」と語り、『マタンゴ』愛を爆発させる。
「食料がほぼ無い島で、若者たちはやむを得ずにマタンゴと呼ばれるキノコを口にします。ところがこれが意外とおいしいことがわかり、次から次へとマタンゴを食するのです。しかしマタンゴには恐ろしい効果が隠されていました。食した若者は次々とキノコ人間になってしまい森へ消えてしまうのです。極限状態に陥った人間の醜さ、ののしり合い、同調圧力…といったテーマを内包した奥の深さがこの映画の魅力でしょう」。
発売中のTシャツはロングスリーブと半袖の2種類。どちらもフロントには、妖艶な姿と「おいしいわよ~」の名台詞で観客を魅了した関口麻美(水野久美)がデザインされており、バックプリントには天本英世演じるキノコ人間の姿が…。MUNEは、「半袖と長袖のバックプリントの背景が違うのが大きなポイントとなっています。美しく幻想的なレッドとグリーンのグラデーションが『マタンゴ』の雰囲気を醸しだし、作品の雰囲気を損なわないアイテムになっています」と、デザインのポイントを解説してくれた。
こちらのTシャツは発売以来人気のためたびたび在庫切れとなっているため、気になった方はお早めにコアチョコの公式オンラインストアをチェックしてほしい。インパクト抜群のキノコ人間をまとって、イヤ~なジメジメを吹き飛ばそう!
文/久保田 和馬
マタンゴ(胞子ブラック)
型番:T-2253UR4,400円(税込)
https://core-choco.shop-pro.jp/?pid=180990035
マタンゴ ロングスリーブTシャツ (マッシュルーム・ブラック)
型番:T-2254LS-UR6,800円(税込)
https://core-choco.shop-pro.jp/?pid=180990391