JO1・川西拓実、『逃走中 THE MOVIE』豆原一成からの感想に笑顔!「すごく愛されている」
今年で20周年を迎えるフジテレビ系列の人気バラエティ番組を映画化する『逃走中 THE MOVIE』の初日舞台挨拶が7月19日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催され、川西拓実(JO1)、佐藤大樹(FANTASTICS)、中島颯太(FANTASTICS)、木全翔也(JO1)、金城碧海(JO1)、瀬口黎弥(FANTASTICS)、西浦正記監督が登壇した。
JO1とFANTASTICSの6人をメインキャストに迎えた本作。賞金総額1億円超、参加総数1000人という史上最大級の「逃走中」が展開する。かつて友情で結ばれていた元陸上部のメンバーで、とある事情でいまはバラバラになってしまった若者たちを演じたキャスト陣が後方扉から姿を現すと、会場からは大歓声が沸き起こった。メンバーは晴れやかな笑顔を浮かべ、ファンに手を振りながらステージに上がった。
「撮影から公開まであっという間で、あまり実感がなかった」という川西だが、「さっき、JO1のメンバーの豆原一成から連絡が来まして。『一人で観て来ました』って。『拓実くんの演技、マジで最高でした』と。連絡が来て、『公開されたんだな』『すごく愛されているな』と思った」とメンバーから感想をもらったことで公開を実感できたそうで、「『皆さんにも早く観ていただきたいな』という思いになりました」とうれしそうな笑顔を浮かべた。
佐藤は「FANTASTICSのメンバーからはそういった連絡は来ていません」と伝えて、会場も大笑い。「僕のママからは、連絡が来ました。ムビチケをプレゼントしたんです。『良かったよ』と言ってくれました」と母親からの反響を口にすると、金城も「僕もお母さんから『今日、休み?』と連絡が来た。『今日、初日やで』と伝えたら、『嘘やーん!』と言っていました」と続くなど、舞台挨拶冒頭から両グループが息ぴったりのやり取りを見せていた。
また映画のタイトルにちなみ、「いま、挑戦中なこと。もしくは挑戦したいことは?」という質問に、それぞれがフリップで回答する場面もあった。金城は「お母さんと夜更かしゲーム中」だといい、「お母さんとゲームを一緒にすることが多い。夜遅く帰ってくることも多いんですが、お母さんも起きていてくれて。お母さん、結構ゲームが上手なんです」と家族との交流を明かした。瀬口は「じゃん拳無双中」と書いたフリップを見せ、「じゃんけんに負けていない。このメンバー、全員圧勝できる」と自信をのぞかせた。実際にステージでじゃんけんしてみることになると、木全、佐藤を相手に連続で勝利したが、川西には敗北。瀬口は「もう(じゃんけんに負けないと)言うのはやめます」と前言撤回していた。
「グルテンフリー、中止中」と発表して周囲を笑わせたのが木全で、ここ数日遠方にいたところ「そこで小麦粉を使った料理がおいしかった。2か月くらいグルテンフリーに取り組んで、長続きしていたんですが、ついついやめてしまいました。麺と餃子を食べちゃいました」と告白。「でも中止中なので、また“グルテンフリー、挑戦中”になるかもしれません」と意欲をにじませた。中島は「曲作りに夢中です」とにっこり。「拓実はJO1でも作った曲をやっているので、僕もFANTASTICSで自分の作詞作曲の曲を出せたらいいなと思っています」と目標を語った。
佐藤は「JAMになる!」とJO1のファンネームを口にし、「共演してから、みんなのことをすごく好きになって。みんなのありとあらゆるコンテンツを観ている。JO1を勉強中です!」と声を大にするなど、本作でのタッグは宝物のような時間になった様子。川西は「釣り道具、探し中」とのこと。「ゆっくりする時間ができたら、いつもは家にいてゆっくりしていたんですが、外に行って趣味をやるのもいいなと。最近はYouTubeで釣りの動画を観たりして、やってみたいなと思っています。いいのがあったら、教えてください」と呼びかけていた。最後に佐藤は「登場人物の誰もが、大切なものを守るために逃げている。この夏、どこよりも熱い映画が『逃走中 THE MOVIE』」と力を込め、川西は「たくさんの方が力を合わせて、一つになってつくった作品。皆さんに愛していただきたい」と願い、大きな拍手を浴びていた。
取材・文/成田おり枝