先行デジタル販売スタート!『陰陽師0』佐藤嗣麻子監督&夢枕獏のオーディオコメンタリーを一部公開
“安倍晴明生誕1100年“記念アニバーサリー作品として、原作者の夢枕獏の全面協力のもと映画化した『陰陽師0』(24)の先行デジタル販売が7月31日よりスタート。9月4日(水)にはデジタルレンタルとBluray&DVDを発売、Blu-ray&DVDレンタルが開始する。
本作は、誰も知らなかった“学生時代”の安倍晴明の秘密を描く“呪術エンタテインメント”。若き晴明を演じる山崎賢人をはじめ、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫ら豪華キャストが集結した。
今回、本作の先行デジタル販売を記念し、Blu-rayとDVDのプレミアム・エディションに収録されている、ネタバレ満載かつ本編を語り尽くした豪華音声特典「監督:佐藤嗣麻子×原作:夢枕獏によるオーディオコメンタリー」の一部を公開。「晴明(山崎)が葉っぱをピッとやる冒頭の印象的なシーンの衣装は、真面目に制作したんですよね?」と佐藤監督に夢枕が尋ねると、「はい。真面目に作ってますよ(笑)。平安時代の頃は、貴族しかシルクの装束が着れなく、陰陽師は地位が低いのですが…」と監督は晴明をはじめ、衣装へのこだわりを見せる。「本来なら、晴明と源博雅(染谷)は、立場的に絶対会えないですよね!話すことも出来なかったはず」と指摘する夢枕に、「そう!そう!」と盛り上がる2人。さらに、「聞きたかったんですが、どうして博雅だったんですか?」と佐藤監督が疑問を投げかけると、夢枕は、晴明の良き理解者として博雅を立てた理由を「晴明にバディが必要だと思って、『今昔物語』を読んで適任者が博雅だったんです」と、バディ誕生の原点を紐解いていく。
話題は、最大の見せ場であるクライマックスシーンの1つで、晴明と博雅が火竜から逃れるシーンに。「ヘリコプターで風を起こしたくて使用していたら、“空撮もできるじゃん”」と迫力あるアクション・シーンに、ヘリコプターが一役買ったことを明かした監督。そして、博雅が火竜の攻撃でパニックを起こしたとき、「お前は絶対死なない!」と晴明が博雅を守るシーンがお気に入りだと話す監督が、「獏さん的には、どうですか?」と質問を投げかけると、夢枕は「“俺を信じろ”と晴明が何度も言うから、信頼感のあるバディだよね!ホロっときました」と感涙したエピソードを披露した。
緊迫感溢れるアクション・シーンや映像美など、2人が語る貴重なオーディオコメンタリーの全貌をぜひBlu-rayとDVDのプレミアム・エディションで楽しんでほしい。
文/サンクレイオ翼
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記