夏休み興行はさらに大激戦!原作が完結を迎えた『僕のヒーローアカデミア』劇場版最新作が悲願の“初登場No. 1”
新作タイトルが続々初登場!夏休みの映画館がさらににぎやかに
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』をはじめ5本の新作がランクインする大激戦のなか、全世界で“アニメーション映画歴代No. 1ヒット作”という大記録を引っ提げて日本公開を迎えたディズニー&ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド2』(公開中)は2位に初登場。
8月1日に公開を迎え、初日から4日間(前夜祭興行を含む)で動員57万2752人、興収7億3692万2780円。週末の3日間では動員39万8860人、興収5億3600万円を記録。2015年の夏休みに公開された前作は、ランキングの順位こそ3位が最高位だったものの、夏休み期間を通して安定した興行を続け、最終興収は40億円を突破するヒットとなったが、今作は果たして。
前作以上に“泣ける”作品としてSNSを中心にクチコミが広がっており、さらに公開初週から4週連続で入場者プレゼントの配布も決まっているなど、リピーター獲得に向けた下地が十分に整っている。主要な国々のなかでは一番遅い公開となったここ日本での興行成績が、現時点で15億5500万ドルを超えている本作の全世界興収にどこまで貢献できるのか、大いに注目が集まるところ。
また、前週のトップ3作品はそれぞれ2ランクずつ順位を落としている。3位となった『怪盗グルーのミニオン超変身』(公開中)は、累計動員190万人、興収24億円を突破。4位の『キングダム 大将軍の帰還』(公開中)は8月1日の段階でシリーズ4作連続での興収50億円突破の快挙を達成。週末までの公開24日間で累計動員365万人&興収54億円を突破している。
6位に初登場を果たしたのは、SnowManのラウールが主演を務め、丹月正光の同名コミックを実写映画化した『赤羽骨子のボディガード』(公開中)。デイジー・エドガー=ジョーンズやグレン・パウエルら注目キャストが集結した『ツイスターズ』(公開中)は初登場8位となり、「コードギアス」シリーズの新作アニメを4幕に分けて上映してきた最終作『コードギアス 奪還のロゼ 最終幕』(公開中)は10位スタートとなった。
以下は、1~10位までのランキング(8月2日〜8月4日)
1位『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
2位『インサイド・ヘッド2』
3位『怪盗グルーのミニオン超変身』
4位『キングダム 大将軍の帰還』
5位『デッドプール&ウルヴァリン』
6位『赤羽骨子のボディガード』
7位『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
8位『ツイスターズ』
9位『あのコはだぁれ?』
10位『コードギアス 奪還のロゼ 最終幕』
今週末は、山口つばさの同名漫画を眞栄田郷敦主演で実写映画化した『ブルーピリオド』(8月9日公開)、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版第31作となる『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(8月9日公開)、テレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の劇場総集編2部作の後編となる『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』(8月9日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬