「アガサ・オール・アロング」ワンダに力を奪われた魔女が意気揚々と返り咲きを狙う本予告映像
マーベルが贈る最新ドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」が9月19日(木)よりDisney+で独占配信される。本作より、不気味な歌声が響くダークでカオスな本予告が解禁された。
本作は、ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」で初登場し、危険で強烈な魅力を観る者に植え付けたアガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)の物語を描くドラマシリーズ。“スカーレット・ウィッチ”ことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)の強大な魔力を奪うべく正体を隠して近づいたアガサは、あらゆる裏工作を行うも、あと一歩のところで失敗。最後はワンダに力を奪われ、記憶を失ってしまったが、本作では意気揚々と返り咲きを狙う彼女の危険な野望が描かれていく。本作の主人公であるアガサは数百年前から現代まで生き続け最強の魔女と言われた人物。過去には禁断の黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し力を覚醒させた。しかしアガサの恐ろしさはその最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、なにをしでかすかわからない厄介さにある。製作総指揮には「ワンダヴィジョン」のジャック・シェイファー、各話のエピソード監督には「ウェンズデー」のガンディア・モンテーロやレイチェル・ゴールドバーグらが参加した。
アメリカ、カリフォルニア州アナハイムで現地時間9日より開催されているディズニーファンイベント「D23 2024」にて、周囲の者たちを欺き、挑発と裏切りが大好きな魔女アガサが陥れるダークでカオスな世界と物語が描かれる本予告が初解禁となった。映像のなかでは、随所で「どんどん進め 魔女の道」といった摩訶不思議な歌声が響き渡っていく。本作に新たに曲を書き下ろしたのは、『アナと雪の女王』(13)の名曲「レット・イット・ゴー」作詞作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス。会場では、ステージ「ホンダセンター」に集まった約12,000人の熱量高まるなか、ハークネス役のハーンやオーブリー・プラザ、ジョー・ロックら主要キャスト陣が勢揃いした。登場と同時にロペス夫妻による楽曲「The Ballad of the Witches Road」が、キャスト陣の歌声とともに響き渡り、会場に”熱狂と混沌の渦”をもたらした。
本予告映像では、「魔女を集めて頂点に返り咲く。“魔女の道”を歩む」と高らかに宣言したアガサが、「仲間を集めよ、火 水 土 風の」と奇妙な歌も奏でられるなか、集まった魔女たちとともに恐怖だらけのダークな世界へ突き進む姿が切り取られている。謎の青年も加わったこのチームに立ちはだかる試練の詳細は未だ不明だが、「魔女の道の果てでは望みが叶う」と語られ、“魔女の道”を制する者が“とある強大な力”を得られることは間違いないようだ。映像の後半では、「私によこせ!力を!」と力へ異常なまでに固執するアガサの姿が映り、そこにチームワークは一切感じさせない。さらには、「他の魔女はただの道連れ」、「死体が積み上がってる」といった“マーベル史上最大級”の残忍な裏切りを予感させる怪しいセリフも飛び交っている。
はたしてハークネスの真の目的とは?ハークネスのすべてのものを翻弄する“裏切り”と“恐怖”がもたらす混沌をぜひ楽しんでほしい。
文/鈴木レイヤ