“トランスフォーマー愛”が炸裂！『トランスフォーマー／ONE』吹替キャスト錦鯉のインタビュー

実写映画全7作が世界で大ヒットを記録した「トランスフォーマー」シリーズの最新作となる新次元のリアルCGムービー『トランスフォーマー／ONE』が9月20(金)に日米同時公開される。このたび、豪華吹替キャストとして、「M-1グランプリ2021」王者でお笑い芸人、錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆が、コンビでデコボコ警備員役を演じることが決定。子どものころから2人が憧れたという「トランスフォーマー」シリーズ参加への喜びやアフレコの感想など“トランスフォーマー愛”にあふれるエピソードに加え、仲の良い2人が解散危機を乗り越えた際の裏話を明かすインタビューが解禁された。

今回発表されたデコボコ警備員役の錦鯉。長谷川は、これまで『マッドマックス：フュリオサ』(24)で洋画吹替え声優を経験しているが、渡辺は今作が初挑戦となった。最初にオファーが来た時の気持ちを聞かれ長谷川は「テンション爆上がりでしたね。子どものころから観ていましたので。それがこの年月を経て、まさか声をやらないかという。(オファーがあるとは)」と語り、渡辺は「僕も子どものころから観ていましたから。小学校のころの僕に伝えたいです。『トランスフォーマー』の声優をやったと。こんなに素晴らしいことはないんですけど、まだちょっとドッキリを疑っているところはありますね」と驚きを隠せない様子。

初の洋画吹替声優挑戦にあたって、渡辺は「やっぱり今回の役が、警備員ということで。僕、見た目は警備員なので、もう役作りは数年前からできていました」と頼もしい解答。吹替え経験がある先輩として長谷川は、特にアドバイスはしなかったと明かし「意外と僕の方がいろいろ言われたりとかして、上手くできなかったので、最初思っていたのとは違いましたね。もうちょっと先輩ぶって偉そうにしたかったんですけど」とコメント。実際の吹替えを通して、渡辺は「(アフレコを)やってる途中でもっとやりたいなって思いが出てきましたよね。もっと台詞言いたいっていう気持ちが。めちゃくちゃ緊張して入ったけど、すごく楽しかったです」と言う。

2人同時収録を行って、長谷川は「漫才をやっているような感じでもあり、掛け合いというか、そういう部分では上手くできたかなとは思います」とお笑い芸人ならではの感想を語った。これから観るファンの方に、渡辺は「これさえ観れば『トランスフォーマー』ってそういうことだったんだ！っていう気づきがあると思います。これが『トランスフォーマー』の起源ですから。そして何故…ヒーローとヴィランに別れたのか、友情の決別の理由も分かりますので。期待をして観てください」と、長谷川は「親子二代で楽しめます。そして今回初めて観る方も過去作を遡って夢中になって観れると思うのでぜひ、劇場まで来てください！」とコメントした。

すでに解禁されている声優キャストは「呪術廻戦」の五条悟、「ハイキュー」の黒尾鉄朗など数々の人気キャラクターを演じている中村悠一がオプティマス(オライオンパックス)の声を演じる。さらに「呪術廻戦」の東堂葵や、『THE FIRST SLUM DUNK』(22)の桜木花道など、情に厚い熱血キャラクターを演じている木村昴が、もう1人の最強のトランスフォーマー、メガトロン(D-16)を演じる。また、洋画吹替え初挑戦となる吉岡里帆がオプティマスたちと地上世界へ冒険に出る女性指揮官のトランスフォーマー、エリータ-1役に。バンブルビー(B-127)では、シリーズでもすっかりお馴染みになった木村良平が軽快なトークを繰り広げる。そして、約40年に渡りオプティマス役の声を務め、トランスフォーマーシリーズを牽引し続けてきた玄田哲章が本作ではトランスフォーム能力を解き放つアルファトライオンを演じ、まさしく新次元＆新時代のトランスフォーマー最強ボイスキャスト陣へその魂をも継承する。

サイバトロン星の英雄的存在、センチネルプライム役に、諏訪部順一。センチネルプライムと行動をともにするエアラクニッド役に、柚木涼香。ほかにも、稲田徹(ダークウィング役)、佐藤せつじ(スタースクリーム役)、山本格(サウンドウェーブ役)、星野貴紀(ショックウェーブ役)、杉田智和(ジャズ役)らがトランスフォーマーの新次元で色とりどりな世界を賑やかに彩る。