菅田将暉や米津玄師の曲も披露!イ・ジョンソクがファンと共に誕生日を楽しんだファンミーティングをレポート
『V.I.P. 修羅の獣たち』(17)や『デシベル』(22)で知られるイ・ジョンソクが、自身の誕生日である9月14日にファンミーティング「2024 LEE JONG SUK Birthday Party in Japan “Invitation”」を横浜BUNTAIで開催し、集まったファンから大きな祝福を受けた。
「バースデーパーティに皆さんを招待します」と伝えるオープニング映像が終わると黒のスーツに身を包んだイ・ジョンソクが登場。米津玄師の「Lemon」を披露した後、「いつも僕を待ってくれて応援してくれる皆さんと一緒に今日一日が楽しい時間になるよう頑張ります」と日本語で挨拶し、バースデーパーティがスタートした。今回のファンミーティングではドレスコードが「赤」と事前に案内されており、衣類や小物などそれぞれ赤を取り入れ、会場を訪れたファンたち。ベストドレッサーを決める場面ではイ・ジョンソク本人が直接客席へ降りてファンのファッションをチャックし、ベストドレッサーを選定。選ばれたファンたちには、前週に韓国で開催されていた展示会で展示されていたフォトパネルがプレゼントされた。
質問に絵で回答する「Drawing Talk」では近況についての質問に応えた。旅行で訪れたベトナムのダナンではヤシの木を描いて過ごしたこと、最近の趣味はバレエといった回答と共に絶妙な画力で笑いを誘い、和やかにコーナーを展開した。続く「JS’s Photo album」のコーナーでは「自分でバースデーパーティをするのは小学生以来です」と幼いころからの写真を公開。1〜3歳時から幼稚園の誕生日会、小学生の時のパーティの様子を公開し、その可愛らしい成長記録に温かな空気に包まれた。
イ・ジョンソクが今まで演じたキャラクターの中からテーマに沿ったNo.1を決めるコーナーでは、歴代キャラクターをトーナメント形式で選出。ドラマや映画で様々なキャラクターを演じてきたが、スタイルNo.1では本人セレクト、ファン投票共に「ロマンスは別冊付録」のチャ・ウノが選ばれた。ここでもイ・ジョンソクはファンの意見を聞くために客席へ降りて直接インタビューし、ファンを喜ばせた。
韓国では誕生日には必ず食べるというワカメスープを自ら作る様子と、心配事を取り去ると言われる“ウォーリードール”をファンのために作る映像を挟み、デニムルックに着替えたイ・ジョンソクが再登場した第2部。ファンと一緒に楽しむイベントの連続で会場は更に熱い雰囲気に包まれた。イ・ジョンソクの出演作に関するクイズコーナーに抽選で選ばれたファンをステージに招く場面では、自ら迎えに行き手を引いて歩く優しさに客席からは歓声が上がった。その優しさからクイズ中も解答権をファンに譲り、クイズに正解したファンたちには先ほどの映像で作っていたウォーリードールをプレゼントした。また負けてしまったジョンソクは罰ゲームとしてバレエを披露することに。始めて3か月でこのような大きな会場で披露することになり緊張している様子だったが、長い手足で華麗に踊る姿に会場から大きな拍手が送られた。
続くゲームコーナーはファンミーティング恒例となりつつあるチーム対抗戦。客席をチーム分けし代表者がイ・ジョンソクと共にリレーゲームを行うことになり、代表者はまたもイ・ジョンソクが客席を周りメンバーを選出。観客たちは手に汗を握り、大歓声で応援した。ゲームに参加した代表者にはそれぞれプレゼントが渡され、優勝チーム全員にはイ・ジョンソクの子供の頃の写真を使用した貴重なフォトカードがプレゼントされた。
バースデーパーティーということもあり、本人には内緒で準備されたサプライズも。ファンたちからの動画メッセージが公開されると、ケーキと共にファンから寄せられたたくさんのバースデーカードで作られたファイルブックが登場。さらにはバースデーソングを歌う観客の席からは「LJS♥HBD♥」という文字が浮かび上がるバナーが掲げられ、それをイ・ジョンソク自らのスマホで撮影するなど嬉しそうに思い出を残していた。
エンディングでは改めて集まってくれたファンたちへのお礼を日本語を交えて伝え、そして自分が客席に降りてもルールを守って楽しんでくれたことに感謝をしつつ「最後に何の曲を歌おうか迷ったんですが、歌詞が皆さんに伝えたいことだったので」と菅田将暉の「虹」を披露。「皆さんのために歌う曲なので撮影してもいいですよ」と最後までファン思いなジョンソク。さらにアンコールで登場すると「あなたが眠っている間に」のOST「Come To Me」を歌い、別れを惜しむよう客席へ降りてファンたちと交流した。こうしてファンを大切にするイ・ジョンソクとそれに応えるファンたちの3時間以上にも及んだバースデーパーティーが幕を閉じた。除隊後初の主演ドラマ「ビッグマウス」から2年、新ドラマ「瑞草洞(ソチョドン)」への出演が噂されているイ・ジョンソク。ファンを喜ばせるために全力を尽くす彼の新作を楽しみに待ちたい。
文/編集部