[Alexandros]×『Cloud クラウド』インスパイアソングの映画版スペシャルMVお披露目!

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[Alexandros]×『Cloud クラウド』インスパイアソングの映画版スペシャルMVお披露目!

黒沢清が監督、菅田将暉が主演を務める『Cloud クラウド』(9月27日公開)。この度、[Alexandros]によるインスパイアソング「Boy Fearless」と本作がコラボしたスペシャルMVが解禁された。

本作は、世界中がネットでつながる“いま”しのびよる日常と隣り合わせの恐さを描いたサスペンス・スリラー。転売で稼ぐ主人公、吉井良介を演じる菅田をはじめ、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、そして窪田正孝が出演する。第81回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア、第49回トロント国際映画祭での北米プレミア、さらにアジア最大級の映画祭である釜山国際映画祭などへの出品が続々決定。第97回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に選出されるなど、ますます盛り上がりをみせている。

今回、本作のために書き下ろされた[Alexandros]による楽曲「Boy Fearless」の映画版スペシャルMVが公開。映像では、主人公の吉井(菅田)の「転売屋」としての日常と、知らぬ間に”狩りゲーム”の「標的」となったことでどんどん日常が壊されていく姿が、交差するように映しだされていく。そして、吉井を狙う“匿名の集団“の姿も一部明らかに。「銃」を手にする彼らによって窮地に追いやられた吉井は、壮絶な銃撃戦へ巻き込まれてしまう。スリル満点の映像が、本作の世界を拡張させる楽曲とともに展開。MVのラストには、吉井の心情を表現する楽曲のフレーズ、「I won't hesitate to shoot(俺は容赦なく撃つ)CLICK(クリック)」とリンクさせ、吉井が銃を構えた姿で完結する。いままで怯え逃げ惑っていた姿から一変した、鋭い表情に注目だ。

前半は冷徹なサスペンス・スリラー、後半にはソリッドなガンアクションと、劇中でテイストが変わる本作。今回公開されたMVでは、その映像世界の一部を体験することができる。今回の解禁に際し、90年代に黒沢監督の『CURE』(97)と出会って以来の黒沢作品の大ファンであるという[Alexandros]の川上洋平は、今回のオファーについて「光栄でした。黒沢清監督は『CURE』からのファンです。いままでの作品ももちろんですが、本作も大好きでした。この映画の曲を作るのかと思うと興奮してすぐに地下室に篭り作り始めました」と喜びを明かし、楽曲について「この映画の不気味さをどう表現しようか、と考えた時にまず思ったのが『捲し立て』でした。主人公が転げ落ちていく様をヒップホップというよりはグライムと呼ばれる英国特有のラップの風味を取り入れてみました。さらに不協な音を所々まぶしております。ライブでもアガるようなトラックになりました。ぜひぶち上がってください」とコメント。そして本作については、「最高に不気味なアクションムービー。ジワリジワリと危険に晒されていく主人公にいつのまにか自分を重ねてしまいました。そしてこの映画は怖さに加えてとにかくカッコいい。そこが黒沢清監督としては新鮮でしたね。そして役者さんたちがとにかく良い味出してましたね。菅田将暉さんを始め、役者さんたちの新たな一面が観れるはずです」と絶賛した。

主演の菅田は、今回のインスパイアソングについて「軽快な低音から始まるスリルと色気のある声が脳みそに直接語りかけてきて頭から離れません。ノレたり怖くなってきたりまた踊れたり…。映画『Cloud』とのセッションが楽しみです」と話す。また、7月に解禁された予告編で楽曲の一部が披露された際は、黒沢監督は「凄いスピードで物事が次々と進行する快感と不安とを同時に感じました。もっと先が知りたい、でも知るのが恐い…それはまさに私がこの映画で観客に味わって欲しかった感情そのものです。見事という他ありません」と大絶賛のコメントを寄せている。


“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描く『Cloud クラウド』。本作のインスパイアソングである「Boy Fearless」を聴きながら公開を待ちたい!

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