“グロ過ぎ”ゾンビ映画が上陸!ナチス兵軍団と血みどろの戦いに
“走るゾンビ”や“飼われるゾンビ”などなど…、いまやゾンビ映画にもさまざまなバリエーションが出てきたが、2月13日(土)公開の『処刑山 デッド卍スノウ』ではなんと“ナチス・ゾンビ”が人々に襲い掛かる。
物語は、ノルウェイ人医学生8人がウィンターバカンスを楽しもうと冬山へ出掛けるところから始まる。彼らが訪れた冬山は、第2次大戦末期に悪逆非道の限りを尽くしたナチス兵団が眠る忌まわしい“禁断の土地”。主人公たちが偶然見つけたナチスの隠し財宝を着服してしまった事から、凍土の中からナチス兵軍団が冷凍ゾンビとなって甦る。ひとり、またひとりと無残に引き裂かれていく中、生き残った者はゾンビ軍団を相手に血みどろの復讐戦を繰り広げる…といった何とも壮絶なストーリーなのだ。
ナチスと血みどろの復讐戦を繰り広げる物語といえば、先頃ヒットしたクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』(09)を思い出すが、実は本作の監督、トミー・ウィルコラはタランティーノの『キル・ビル』シリーズ(03〜04)のパロディー作品で頭角を現した人物。
映画の中では、わずか数名の若者たちが“全体主義の代名詞”とでも言うべきナチスと、徹底的に戦う姿が描かれている。これは、個人主義でわが道を行くタランティーノと同じように、ウィルコラ監督も「個人主義でわが道を行く決意表明をしている」と考えるのは深読みし過ぎ?【トライワークス】
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