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『室井慎次』が『ジョーカー2』との一騎打ちを制して初登場No. 1!SNSで話題沸騰の『侍タイ』が待望のトップテン入り

コラム

『室井慎次』が『ジョーカー2』との一騎打ちを制して初登場No. 1!SNSで話題沸騰の『侍タイ』が待望のトップテン入り

『侍タイムスリッパー』がトップテンに仲間入り!

前週No. 1の『シビル・ウォー』は4位に
前週No. 1の『シビル・ウォー』は4位に[c]2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.

さて、ここからはランキングに戻ろう。公開8週目を迎えた『ラストマイル』(公開中)は、この週末3日間も動員7万4000人、興収1億1100万円と安定した成績をキープし、前週からワンランクダウンの3位にランクイン。14日までの累計成績では動員375万人&興収53億円を突破している。

また、前週初登場で1位に輝いた『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(公開中)は4位まで後退したものの、映画ファンからの熱の入った口コミはいまだ絶えず。公開11日間の累計成績は動員29万人、興収4億円を超えた模様。

【写真を見る】“カメ止め”の次は“侍タイ”が旋風を巻き起こす!1館での公開から9週間、ついにトップテン入り
【写真を見る】“カメ止め”の次は“侍タイ”が旋風を巻き起こす!1館での公開から9週間、ついにトップテン入り[c]2024未来映画社

そして7位には、8月に東京・池袋のシネマ・ロサ1館のみで封切られながらSNSを中心に話題が広がり、全国規模の上映へと拡大していった『侍タイムスリッパー』(公開中)が、公開9週目、拡大公開から5週目にして待望のトップテン入りを果たした。

幕末の侍である会津藩士の高坂新左衛門(山口馬木也)は、密命のさなかに落雷を受けて気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。行く先々で騒ぎを起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだと知って愕然とする新左衛門は、磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、“斬られ役”として第二の人生をスタートさせていく。

すでに興収3億円を突破したともいわれている『侍タイムスリッパー』。今後どこまで広がっていくのか
すでに興収3億円を突破したともいわれている『侍タイムスリッパー』。今後どこまで広がっていくのか[c]2024未来映画社

現時点で全国172の劇場で拡大公開されている同作は、すでに251館への拡大上映も決定しているなど、その反響は広がるいっぽう。2018年に同じ“インディーズ映画の聖地”シネマ・ロサから全国に拡大して社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』を彷彿とさせる盛り上がりを見せている“侍タイ”。今後の展開に注目していきたい。


以下は、1~10位までのランキング(10月11日〜10月13日)
1位『室井慎次 敗れざる者
2位『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
3位『ラストマイル』
4位『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
5位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』
6位『JUNG KOOK: I AM STILL』
7位『侍タイムスリッパー』
8位『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』
9位『スオミの話をしよう』
10位『ふれる。』


今週末は、堂本剛が27年ぶりに映画単独主演を務める『まる』(10月18日公開)、ソリッド・シチュエーション・スリラーの人気シリーズ「ソウ」の最新作となる『ソウX』(10月18日公開)、韓国で大ヒットを記録したサスペンススリラー『破墓/パミョ』(10月18日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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