ディカプリオ似の女性モデル主演の官能作が、倒錯しそうなほど刺激的!
端正な顔立ちとメンズファッションを着こなす抜群のスタイルから“イケメン”と称される女性、エリカ・リンダーをご存知だろうか? 男性と女性の境界線を揺るがすジェンダーレスなアプローチで、今や「VOGUE」、「ELLE」など世界的なファッション誌で特集が組まれるほど人気の彼女が、10月7日(土)公開の『アンダー・ハー・マウス』で映画初主演を果たしている。
90年にスウェーデンに生まれたエリカ。少年時代のレオナルド・ディカプリオを彷彿させる端麗な容姿でモデルデビューを果たした彼女は、中性的な魅力で瞬く間に注目を集めることに。13年にはケイティ・ペリーのMV『Unconditionally』に出演し、15年にはトム・フィードの広告で“男性モデル”を務めたことも話題となった。
そんな彼女が女優デビュー作に選んだ『アンダー・ハー・マウス』は、女性監督エイプリル・マレンによる官能ラブストーリー。本作で、昼は大工として働き、夜は毎晩違う女性と関係を持つ刺激的な人物ダラスを演じている。ある日、ファッションエディターのジャスミンと出会ったダラスは、お互いに強く惹かれ合うようになる。逢瀬を重ね気持ちを高揚させる2人。しかしジャスミンには結婚を誓ったパートナーの存在が…。そんなダラスとジャスミンの愛の行方を繊細に描く。
注目すべきはエリカが演じるダラスと、ナタリー・クリル演じるジャスミンの美しく官能的なラブシーン。一糸まとわぬ姿でお互いを激しく求め合う姿には、愛の悦びと苦悩が表現されている。
何者にも縛られず自由に生きるダラスは、枠にはまらず自分の個性を発揮するエリカ自身とも重なる。男も女も虜にする“ネオイケメン”モデルの、過激でセクシーな魅力が詰まったデビュー作は要チェックだ。【トライワークス】
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