12月6日(金)~12月8日(日)までの3日間、幕張メッセにて開催される「東京コミックコンベンション2024」に、マッツ・ミケルセンとヒュー・ダンシーが参加することが決定した。
『007 カジノ・ロワイヤル』(06)への出演で世界的ブレイクを果たした、“北欧の至宝”ことミケルセンは、海外ドラマ「ハンニバル」のハンニバル・レクター役でカルト的な人気を博し、その後も映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のゲイレン・アーソ役、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』(17)のカエシリウス役、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(22)のグリンデルバルド役など、数々の大ヒット映画に出演。その卓越した演技力からカンヌ国際映画祭男優賞をはじめ、数々の著名なアワードでの受賞、ノミネート歴を持ち、「東京コミコン2023」参加時には、会期中にヨーロッパ映画賞男優賞を受賞するという喜ばしい出来事も。その際は、コミコンに参加していたセレブや観客たちから盛大な祝福を受けた。そんなミケルセンは、『ライオン・キング』(19)の前日譚『ライオン・キング:ムファサ』(24)で若き日のムファサを追い詰める重要なキャラクターであるキロスの声を務めることが決定しており、先述のヨーロッパ映画賞で男優賞に輝いた作品『The Promised Land(原題)』も日本公開が控えている。
一方、エミー賞へのノミネート経験を持つダンシーは、ミケルセン主演の「ハンニバル」で、連続殺人犯の精神を見ることができるという特異な才能をもつ特別調査官ウィル・グレアム役を好演したことで知られている。2001年に公開された映画『ブラックホーク・ダウン』よりハリウッドでの活動を開始し、その後も『キング・アーサー(2004)』(04)、『ルワンダの涙』(07)、『いつか眠りにつく前に』(08)といった様々なジャンルの作品にコンスタントに出演し、存在感のある巧みな演技で人々を魅了している。近年は海外ドラマ作品を中心に活躍しており、「LAW & ORDER」や「HOMELAND/ホームランド}といった話題作にも出演。また、ピーター・パーカーがスパイダーマンになるまでの道のりを描いた配信予定のアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man(原題)」(日本配信は未定)では、ドクター・オクトパスの声を担当することが決定している。
「ハンニバル」では、自身の能力に苦悩するダンシー演じるグレアムを名目上は精神科医として助けつつ、実際には彼を操り、暗い道へ引きずり込もうとする狂気的なレクターを猛然と演じたミケルセン。複雑な関係性を演じた2人だが、プライベートでは大の仲良しだという。「東京コミコン2024」のステージでは、当時の共演エピソードやファンも知らない裏話、今後の俳優活動についてなど、たっぷりと語ってくれることに期待したいところ。
16日にはジュード・ロウの来日も発表され、これまでにクリストファー・ロイド、ジョン・ボイエガ、ダニエル・ローガン、モリーナ・バッカリン、ベン・マッケンジー、セバスチャン・スタン、ジェイソン・モモアの来日が明らかになっている「東京コミコン2024」。ここでしか楽しめないイベントもあるので、詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
文/サンクレイオ翼