日向坂46四期生と一緒に修学旅行気分?『ゼンブ・オブ・トーキョー』に登場する、東京の観光名所を紹介!
高校生活の一大イベント、修学旅行。訪れた東京の名所を全部めぐる完璧なスケジュールを立てたはずが、いつのまにか同じ班のメンバーたちが個人行動をはじめて大混乱に陥っていく…。日向坂46の四期生11人が総出演を果たした『ゼンブ・オブ・トーキョー』(公開中)は、東京を代表する様々な観光スポットが次々と登場する、ちょっぴり不可思議な観光ムービーだ。
自身も高校の修学旅行で東京観光をしたことがあるという熊切和嘉監督がメガホンをとった本作は、実際に東京の街角で撮影を敢行。「彼女たちがみている東京を撮るのではなく、東京が見ている彼女たちを撮るということ」を意識したと熊切監督が語っているように、本作における東京の街は物語の舞台や風景のひとつではなく、もうひとりの主人公としてあり続ける。そこで本稿では、劇中に登場する名所をいっきに紹介していこう!
東京観光といえばやっぱり浅草!
まずは修学旅行生からインバウンドまで、多くの観光客で毎日大賑わいの浅草は、まさに東京観光の定番中の定番。街のシンボルでもある雷門は、正式には「風雷神門」といい、門の左右に風神様と雷神様が奉安されている。この地に創建されたのは1000年以上前とも伝えられており、雷門は過去3度にわたって焼失した記録がある。現在の門は、1960年に95年ぶりに再建されたものだ。
観光客でごった返すなか、池園(正源司陽子)が班長を務める“池園班”の羽川(藤嶌果歩)、桐井(渡辺莉奈)、説田(石塚瑶季)、枡谷(小西夏菜実)たちも記念写真をぱしゃり。たくさんの商店が軒をつらねる長さ250メートルの浅草仲見世商店街を通り抜け、浅草寺でおみくじを引き、一年中金魚すくいができることで知られる西参道の「浅草きんぎょ」に行き、そして170年の歴史を誇る日本最古の遊園地「浅草花やしき」へ!ところがまさかの休園日。ここから池園班の波乱がはじまることに…。
浅草の次は東京スカイツリー!展望台から関東地方を一望
浅草から東武伊勢崎線に乗って一駅、ずばり「とうきょうスカイツリー駅」で下車するとすぐ目の前にあるのが、東京の新たなシンボル“東京スカイツリー”。新たな電波塔として2008年に工事が着工し、2012年に完成。タワー型の建築物としては世界一高い634メートルもあり、展望台は地上350メートルと地上450メートルの二箇所。どちらもぐるりと360度見渡せるようになっており、天気のいい日ならば関東平野を一望できる。
真下にある商業施設「ソラマチ」での観光も定番だけど、スカイツリー観光の悩みは、高さがありすぎて真下からだとうまく写真に収められないこと。そんな時は近くの川に架かる橋に行ってみるのがおすすめ。劇中で池園班が通過する西十間橋は、下町情緒あふれる街並みとのコントラストを味わうことができる。また、東武線とスカイツリーを一枚に収めたい人には隅田公園近くの枕橋や源森橋。隅田川から撮るならば、説田や梁取(宮地すみれ)、角村(清水理央)、門林(山下葉留花)が合流する桜橋が広々としていて絶好のフォトスポットだ。