日向坂46四期生と一緒に修学旅行気分?『ゼンブ・オブ・トーキョー』に登場する、東京の観光名所を紹介! - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
日向坂46四期生と一緒に修学旅行気分?『ゼンブ・オブ・トーキョー』に登場する、東京の観光名所を紹介!

コラム

日向坂46四期生と一緒に修学旅行気分?『ゼンブ・オブ・トーキョー』に登場する、東京の観光名所を紹介!

自然と文化が融合!秋に訪れたい原宿エリアも登場

若者たちに人気のスポットとして、1980年代からいまなお支持される原宿・竹下通り
若者たちに人気のスポットとして、1980年代からいまなお支持される原宿・竹下通り[c]2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会

1980年代から流行の発信地として絶大な人気を博す原宿も、東京観光の定番スポット。2020年に新駅舎となった原宿駅の竹下口を降りると目の前には、ポップな雰囲気の店が立ち並ぶ竹下通りが。その先には“裏原”と呼ばれるエリアがあったり、ちょっと大人向けの表参道があったり。また駅の反対側には代々木公園と明治神宮といった、自然を感じることができるスポットも。

ちなみに、劇中でひとりになった池園が自撮りをしていてタクシー運転手の五十嵐(真飛聖)に声をかけられた場所は、国立代々木競技場の前。ここは2022年に日向坂46に加入した四期生メンバーがファンにお披露目された「Happy Smile Tour 2022」のツアーファイナルの会場となったゆかりの場所だ。

近代的な街並みと、歴史や自然を感じさせる場所が共存するのが東京の魅力
近代的な街並みと、歴史や自然を感じさせる場所が共存するのが東京の魅力[c]2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会

また、羽川と辻坂(竹内希来里)が憧れの男子生徒を追いかけてたどり着いた神社は、千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社。“千駄ヶ谷富士”と呼ばれる有名な富士塚が境内にあり、近隣には日本将棋連盟の本部である将棋会館があることから、棋力向上や将棋界の発展を祈願する人が多く訪れる将棋堂が建立されている。これからの季節、渋谷から原宿、千駄ヶ谷にかけて散策するにはうってつけだろう。

おしゃれな東京を体感したいなら、下調べをしてシモキタへ!

“サブカルの聖地”としておなじみの下北沢は、かつては小田急線と京王井の頭線が地上で交差していて駅構内も複雑なつくりをしていたが、10年ほど前に小田急線が地下化。近年では小田急線の線路跡に公園が整備されたり新しい商業施設が続々オープンするなど、進化を続けている。昭和レトロな雰囲気のものから流行りのお店まで、おしゃれなカフェがたくさんあるのも下北沢の魅力のひとつ。

近年急速に街が進化している下北沢
近年急速に街が進化している下北沢[c]2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会

元々東京育ちの枡谷は、ほかの班の花里(平尾帆夏)と、たまたま再会した東京の友人・満武(平岡海月)と共に行動することになるのだが、都会っぽいクールな自分を花里に見せようと見栄を張って一度も来たことがない下北沢へ足を踏み入れ、道に迷ってしまう。なんとかたどり着いたおしゃれなカフェでは、独特な注文方法にてんてこ舞い。慣れない場所に行く時には、下調べを忘れずに!

お台場随一の癒しスポットで、旅の疲れを取ろう

お台場海浜公園は貴重な癒やしスポットのひとつ
お台場海浜公園は貴重な癒やしスポットのひとつ[c]2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会

クライマックスで桐井(渡辺莉奈)と合流した池園たちが向かうのは、お台場海浜公園。いまでは東京を代表する観光地となったお台場だが、数十年前まではほとんどなにもない空き地だった場所。かつては貯木場だった場所に公園が整備されたのは50年近く前のことだが、現在のようなかたちになったのはレインボーブリッジが開通した1990年代。その後、お台場には様々な商業施設が誕生し大発展。この海浜公園は、お台場観光の息抜きができる癒やしスポットとして、子どもから大人まで親しまれている。


ほかにも劇中には、たくさんのもんじゃ焼きのお店が立ち並ぶ月島や、市場の移転後もにぎわいをみせる築地の場外、上野のアメヤ横丁や不忍池、アニメ文化の発信地として大賑わいの池袋などが登場。一度さまようと出て来れないと話題の新宿の地下街や、渋谷のスクランブル交差点、東京のシンボルとして長年愛されている東京タワーも見ることができる。

映画が終わったら、リアル東京観光を楽しみたくなることまちがいなし!
映画が終わったら、リアル東京観光を楽しみたくなることまちがいなし![c]2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会

映画館にいながら、日向坂46の四期生たちと一緒に東京での修学旅行を楽しんでいる気分になれる本作。映画を観たあとは劇中に登場する“聖地”をめぐり、東京の“ゼンブ”を満喫してみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬