超電磁エネルギーで稼働する各武装から必殺技まで、最先端ロボット「ボルテスV」のスペックを隅々まで紹介!

コラム

超電磁エネルギーで稼働する各武装から必殺技まで、最先端ロボット「ボルテスV」のスペックを隅々まで紹介!

1977年6月4日に放送を開始し、ロボットアニメとしての爽快感と、大人でも楽しめる人間ドラマの要素から人気を博したテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」。海外にも展開されていくなかで、当時のフィリピンで人気に火がつき、本作の主題歌「ボルテスVの歌」は第2の国歌といわれるほどの知名度を得た。そんなフィリピンの人々による大きな愛から、1本の映画と90話にもおよぶテレビシリーズというかたちで実写化が実現。放送開始から約半世紀もの時を経て、今回その映画が日本に凱旋し、“超電磁編集版”の『ボルテスV レガシー』として現在公開中だ。

ある日、地球は宇宙のはるか彼方にある“ボアザン星”からやってきたプリンス・ザルドス率いる軍の攻撃を受ける。地球の前線基地に集められた、スティーヴ、ビッグ・バート、リトル・ジョンのアームストロング3兄弟とマーク・ゴードン、ジェイミー・ロビンソンの5人は、3兄弟の母でもあるマリアンヌ博士らの指示で密かに製造されていた5機のマシンに乗り込み、ボアザン星人との戦いに挑む。強大な獣型ロボット“ビースト・ファイター”をくりだす敵に対し、5人は「レッツ・ボルトイン!」の掛け声でマシンを合体させ、巨大な人型ロボット“ボルテスV”となる。

実写化された本作における注目ポイントは、やはりCGによって見事に演出された重厚感のある機体。そこで本稿では、最先端ロボット“ボルテスV”のスペックを細部まで紹介していく。

超電磁技術を活かした最先端ロボット、ボルテスV

アームストロング3兄弟らが乗り込んだボルトマシン5機が合体することで、ボルテスVとなる
アームストロング3兄弟らが乗り込んだボルトマシン5機が合体することで、ボルテスVとなる[c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

ボアザン星人の地球戦略と、ビースト・ファイターに対抗するために開発された巨大ロボット、ボルテスV。ボルテス・チームが乗り込む5機のボルトマシン、「ボルトクルーザー」「ボルトボンバー」「ボルトパンザー」「ボルトフリゲート」「ボルトランダー」から成り、5人の掛け声によって合体が可能となる。機体は超電磁エネルギーによって稼働し、そのエネルギーを利用した武器によって敵に挑む。ボルテス・チームの声が声紋登録されており、声のみで機体から攻撃をくりだすことができる。

接近戦から遠距離まで対応!ボルテスVに搭載された武装の数々

ボアザン星の技術から作られた超電磁エネルギーで動く、ボルテスV
ボアザン星の技術から作られた超電磁エネルギーで動く、ボルテスV[c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved

「チェーン・ナックル」は、両手首部から発射されるチェーン付きの武装。チェーン部分を敵に巻き付けて拘束したり、引き寄せたりといった攻撃に用いられる。

腹部の黄金色のベルトのような部分も、実は武器の一つ。「超電磁ストリング」と呼ばれ、のちに紹介する超電磁ゴマを操る際に使用される。そのほかにも、鞭のように敵に打ちつける攻撃も可能だ。全長は機体以上の長さだが、普段は腹部に巻き付けるように収納されている。本作では、CGにより金属特有の重みやしなやかさも感じる仕上がりとなっている。


原作アニメからのデザインの変化にも注目
原作アニメからのデザインの変化にも注目[c]TOEI Co. Ltd, Telesuccess All Rights Reserved
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