「『サルが出てくるから観て!』ってみんなにおすすめする(笑)」(詩)
二人の心を奪った強烈なキャラクターがいる。「主人公ルシアスは圧倒的にかっこいい」と前置きした上で、一二三は「カラカラ帝」、詩は「サル」をピックアップ。一二三が挙げたゲタ(ジョセフ・クイン)とカラカラ(フレッド・ヘッキンジャー)の双子皇帝の兄、カラカラはローマ史に残る暴君と言われていて、本作でも感情の起伏が激しいキャラクターとして描かれている。「一番いい味出している。カラカラは観た人にインパクトが残ると思う。最後のほうまでおもしろかった」とのこと。「インパクトで言ったらサルもすごかった!」と笑いながら話す詩に、「最初はなに?サル?って思ったよな」と驚きの表情で語る一二三。これまでに見たことのない姿のサルだったため「説明が難しい」としながらも、気に入った映画は人におすすめしたくなるという詩は「『サル、出てくるから観て!』ってみんなにおすすめすると思います」と話し、動画撮影中には何度もサルの話題に触れるなど、頭からサルの姿が離れない様子だった。
動物が好きな詩はサイの登場も印象に残っているようで、一二三に「どうやって倒す?」と質問する場面も。負ける気がしないという一二三はサイの倒し方をレクチャー。突進してくるサイからは「逃げない!」と宣言し、「まず角を持つ、右組みで後ろ襟を取って足払い。崩れたところで角を持ちながらの一本背負い。勝ちやな」とニヤリ。ポイントは一回も避けないことらしく「一発で決める。負ける気がしない」とのこと。二人で闘うなら「僕が角を右手で止めて、詩が足を崩しにいく」と一二三が提案すると、詩は「タックルで足を持つ」としながらも、本作に登場した武器が気になっていたようで「武器で目を刺す!」とニッコリ。柔道技を絡めての倒し方を話し合うなかで、「あいつは突進しかできない」「上に突き上げるしかできない」など、初見で相手の弱点をしっかり見抜いているのはさすがだ。
「「負けた相手にはリベンジしたいし、勝つためにはまず自分に打ち勝たないといけない」(一二三)
剣闘士たちの命を懸けた熱いバトル、複雑な人間関係が絡みながら、“リベンジ”もテーマになっている本作。「オリンピックの団体戦で東京でもパリでもフランスのチームに負けたから、次のロス(ロサンゼルス2028オリンピック)では必ずリベンジしたいと強く思っている」と話した一二三だったが、加えて「負けた相手にはリベンジしたいし、勝つためにはまず自分に打ち勝たないといけない」とし、オリンピックという舞台、負けた相手、そして自分自身の「すべてにリベンジしたい。長い道のりではあるけれど」と思いを明かした。詩は本作で描かれる“裏切り”も見どころだったと語り「人を裏切るシーンがたくさんあった。半端ないと思ったのはマクリヌス。なにかあるなと思ったけれど、あの悪さ加減がよかった。マクリヌスきっかけでいろいろと展開していくところも見どころ。結構な悪。こんな人がいるの?って思ったけれど、こういう人がいるから、国が滅びていくんだろうなって感じた人でもあったかな」と謎の男マクリヌスの立ち回りに言及していた。
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