12年前に公開され、国内興収約60億円の大ヒットを記録した不朽のミュージカル映画が、最新技術によって極上の映像と音響で蘇る『レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス』が12月27日(金)より待望の日本公開が決定した。Dolby Cinema、Dolby Atmosなどのラージフォーマットにて本邦初上映となる本作。あわせてムビチケ前売券(カード)発売も開始され、新しいポスタービジュアル、予告編も解禁された。
1985年の初演以来、全世界の観客動員総数1億3000万人を突破、紛れもなく“世界の演劇史を代表する作品の1つ”である「レ・ミゼラブル」。本作はヒュー・ジャックマンやトム・フーパー監督ら超一級のキャストとスタッフが、舞台の興奮と感動を丸ごとスクリーンに封じ込めて完全映画化した作品となり、第85回アカデミー賞では助演女優賞(アン・ハサウェイ)、録音賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞部門の3受賞を受賞した。
2012年の日本公開時には各地の映画館で終映後にスタンディングオベーションが巻き起こり、拍手喝采が鳴り響いた本作は、ミュージカル映画として揺るぎない名声と地位を獲得。作品の象徴とも言える「民衆の歌」をはじめ、「夢やぶれて」、「オン・マイ・オウン」、「ワン・デイ・モア」など名曲づくしの本作だが、ほかのミュージカル映画の撮影方法とはまったく異なっている。先に録音した歌に合わせて歌唱演技をするのではなく、キャストが全編を歌いながらの撮影を行い、ポストプロダクションで撮影時に録音した歌に合わせ後からオーケストラの伴奏をつけるという斬新な方法をとった。それにより感情のほとばしりが歌声となってあふれ出て、台詞のように奏でられる“生”歌のパワーが誰も経験したことのないライブ体験へと誘う。
なお、新ポスタービジュアル使用したお得な前売り券「ムビチケ前売券(カード)」も本日より発売。一般1,600円(税込)で、無くなり次第販売終了となるので早目にチェックしてほしい。
文/山崎伸子