『六人の嘘つきな大学生』や『海の沈黙』などがランクイン!
今週初登場を果たした作品で最上位の3位にランクインしたのは、累計発行部数65万部を突破した浅倉秋成の同名ミステリー小説を浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠の共演で実写映画化した『六人の嘘つきな大学生』(公開中)。
誰もが憧れるエンタテインメント企業の新卒採用で、最終選考まで勝ち残った6人の就活生たち。全員での内定獲得を夢見てグループディスカッションに臨む彼らは、会議室という密室でたったひとつの内定の席を奪い合うライバルとなる。密室サスペンスと青春ミステリーの要素を掛け合わせ、怒涛の伏線回収で話題を集めた原作の持ち味が存分に落とし込まれた本作。初日から3日間の動員は10万8000人、興収は1億5600万円を記録。今後の伸びしろに注目しておきたい。
また4位にはWEST.の10周年記念ライブを収録した『WEST. 10th Anniversary Live "W" -Film edition-』(公開中)が初登場。WOWOWで放送された19曲に、新たに2曲を追加し舞台裏の様子も収録。本作も初週末3日間に入場者プレゼントが配布されており、次週末にも第2弾の配布、さらに一部劇場ではライブ会場さながらの熱気が味わえる応援上映も実施される予定だ。
倉本聰が36年ぶりに映画脚本を手掛け、本木雅弘が主演を務めた『海の沈黙』(公開中)は7位に、社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』(17)の上田慎一郎監督が人気韓国ドラマをリメイクした『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(公開中)は8位に初登場。
さらに9位にはアニメシリーズの人気エピソードを上映する企画の第3弾『銀魂オンシアター2D 金魂篇』(公開中)、10位には『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃』(公開中)がランクインした。
以下は、1~10位までのランキング(11月22日〜11月24日)
1位『室井慎次 生き続ける者』
2位『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』
3位『六人の嘘つきな大学生』
4位『WEST. 10th Anniversary Live "W" -Film edition-』
5位『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
6位『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
7位『海の沈黙』
8位『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』
9位『銀魂オンシアター2D 金魂篇』
10位『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃』
今週末は、藤井道人監督と横浜流星がタッグを組み同名サスペンス小説を映画化した『正体』(11月29日公開)、2021年に放送されるや大反響を巻き起こした短編ストップモーションアニメをCGアニメーションで映画化した『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』(11月29日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬
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