最新作にして究極の2D劇場版!「ルパン三世」完全新作が2025年公開決定

最新作にして究極の2D劇場版!「ルパン三世」完全新作が2025年公開決定

“ルパン三世“の完全新作となる劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE』(仮)の2025年全国公開が決定(※正式タイトルは後日発表予定)。このたび特報と場面写真が解禁された。

銭形警部の意味深なシーン
銭形警部の意味深なシーン原作:モンキー・パンチ [c]TMS

本作は、『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』(96)以来約30年ぶりとなる同シリーズの2D劇場版アニメーション。監督を務めるのは、近年の「ルパン三世」新作アニメシリーズを数々手がけ、慣れ親しまれてきたルパンの空気感に新時代のテイストを見事融合させて新たな伝説を築きあげた鬼才、小池健。ファンからも絶大な支持を集め、アニメ業界のみに留まらず様々な映像分野で独自の世界観を構築してきた小池監督が、四半世紀以上ぶりとなる「ルパン三世」の2D完全新作劇場版を描き切る。本作では、味のある粗さと、きめ細やかさをハイレベルに共存させ、最新の技術と表現力を駆使して描かれる。

解禁された特報では、伝説の怪盗であるアルセーヌ・ルパンの血を引くルパン三世(声:栗田貫一)と、矢継ぎ早に表れるシルエットとともに、意味深な言葉を投げかけるおなじみの面々である次元大介(声:大塚明夫)、石川五エ門(声:浪川大輔)、峰不二子(声:沢城みゆき)、銭形警部(声:山寺宏一)も登場。大胆な色使いとハードかつスタイリッシュで疾走感にあふれる演出が画面全体を鮮やかに彩り、深い影と鋭い光のコントラストも相まって、途切れることのない緊迫感がこれまでにない危機の到来を予感させる。

炎のなかで哀愁漂う後ろ姿
炎のなかで哀愁漂う後ろ姿原作:モンキー・パンチ [c]TMS

今回ルパンとその一味が死線をくぐり抜けながらも狙うお宝に隠された秘密とは?そしてこれまで散々命を狙われてきたルパンに迫る、強大なる新たな敵とは?「あなたはまだ本当のルパンを知らない」というキャッチコピーとともに、約30年ぶりの新作にして原点となる”究極”を描く「ルパン三世」2D劇場版が、銀幕に登場する歓びを感じさせてくれる。

【写真を見る】宮崎駿監督による名作『ルパン三世 カリオストロの城』のポスタービジュアル
【写真を見る】宮崎駿監督による名作『ルパン三世 カリオストロの城』のポスタービジュアル原作:モンキー・パンチ [c]TMS

さらに、本作の劇場版公開決定を記念し、本日11月29日よりリバイバル上映された『ルパン三世 カリオストロの城』通常版の本編上映後に、今回解禁された特報のロングバージョン(約2分)が上映される(※同作のIMAX版では特報の上映はございません)。『ルパン三世 カリオストロの城』上映劇場の詳細は映画公式サイトや各劇場公式サイトをチェック。WEBでは見られないカットも盛りだくさんで、いち早くこの新たな世界観に浸る、このまたとないチャンスをお見逃しなく。


文/山崎伸子

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