リリー・フランキーが清野菜名を絶賛「生き物として瑞々しい」

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リリー・フランキーが清野菜名を絶賛「生き物として瑞々しい」

障がい者と風俗嬢の恋を描く『パーフェクト・レボリューション』の初日舞台挨拶が、9月29日にTOHOシネマズ新宿で開催。リリー・フランキー、 清野菜名、松本准平監督、企画・原案の熊篠慶彦が舞台挨拶に登壇した。リリーは「感無量です。友達の熊篠が監督と長い時間かかって作った映画ですので、初日を迎えられて良かったです」と感慨深い表情で語った。

本作は、障がい者への理解を求める活動を続ける熊篠慶彦の実体験を基にしたパワフルなラブストーリー。車椅子生活を送るクマ(リリー・フランキー)と、風俗嬢の美少女・ミツ(清野菜名)のハチャメチャな恋を描く。

松本監督は「リリーさんと清野さんが、完全にクマとミツだった。助かりました。クマとミツの世界観が完全にできあがっていたので」とふたりの演技を絶賛する。

清野は「監督はひとりの世界ができあがってました(笑)。クラブのシーンで、自動販売機の隅で踊っていましたよね?」と聞くと、リリー・フランキーも「隠れてひとりでずっと踊ってたのを見て、情緒不安定なのかなと。動画をスタッフに見せたら全員引いてました」と苦笑い。

清野はクマの魅力についてこう語った。「クマピーに惚れたところは、自分がやりたいことを真っ直ぐ貫いているところ。そういうところが私も好きだし、邪魔できない関係性だった」。

リリーも「清野さん自体が感情豊かで生き物として瑞々しい。見ているだけで涙が出たり、しんどくなったりしました」と清野との共演についての感想を述べた。

最後にサプライズで、清野が3人にハートのバルーンをプレゼント。続いて3人から、10月14日(土)に23歳の誕生日を迎える清野に花束が贈られた。【取材・文/山崎伸子】

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