1994年に名作アニメーション映画として誕生し、2019年には超実写版が公開された『ライオン・キング』。最新作『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日)より、プレミアムラージフォーマットでの上映が決定。あわせて各フォーマット版のポスタービジュアルも解禁となった。
息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィラン、スカー(タカ)の若き日を描く本作。孤児であったムファサの運命を変えたのは、当時はまだ純粋無垢な王子だったタカ(後のスカー)との出会いだった。血のつながりを越えて兄弟の絆で結ばれた2人は、冷酷な敵ライオン、キロスから群れを守るため、新天地を目指す旅に出るが、その先で彼らの運命を分かつ“ある出来事”が起こる。孤児から偉大な王へ変わっていったシンバの父、ムファサと、王子からヴィランへと変貌することとなるタカ。2人の兄弟の絆に隠された驚くべき秘密がついに明かされる。
このたび、2D(字幕版、超実写プレミアム吹替版)に加え、4つのプレミアムラージフォーマットでの上映が決定。映像に合わせて立体的で奥行のある音響を楽しめるDolby Cinema、シーンに呼応して客席が動き、風やミストなど五感を刺激する特殊効果が繰り出される「体感型」シアターシステム4DX、通常のスクリーンよりも圧倒的に大きな画面で高画質な映像と、高い技術力を誇る音響が掛け合わさった、究極の映像世界を体感できるIMAX、そして前方のスクリーンに加え、左右の壁にも映像が投影され、視界の限界を超える270度の世界が広がるScreenXと、本作を余すことなく堪能できる映画体験が用意されることとなった。
あわせて、全4種類のフォーマット版ポスタービジュアルも解禁。Dolby版にはまだ幼かった頃のムファサとタカの姿が。4DX版は、ともに成長し、絆を深めた2人が同じ方向を向く姿が写しだされている。IMAX版では、凛々しく構えるムファサと、彼の背後から中央を見据えるタカの姿が。そして、彼らとともに旅をするサラビ、ラフィキ、ザズーらお馴染みの姿も。さらにScreenX版では、なんと左目に傷を負ったタカも登場。アニメーション版や前作に登場した時には、既に傷を負っていたスカー。なぜ彼の目に傷ができたのか?その秘密も本作で初めて明かされそうだ。それぞれ異なったデザインだが、どれもがムファサとタカに待ち受けるドラマチックな展開を想像させるビジュアルとなっている。
ムファサとタカは、一体どのような運命を辿り、片方は偉大な王へ、もう片方はヴィランへと変貌していくのだろうか。『ライオン・キング』のはじまりを描く、ディズニー史上、最も温かくせつない“兄弟の絆”の物語を各種フォーマットにて全身で体感してほしい。
文/平尾嘉浩