天海祐希が「アベンジャーズ」シリーズに参戦!マーベル映画初の女性ヴィランに挑む
“アベンジャーズ”の活躍を描き、全世界でシリーズ累計126億ドルという破格の大ヒットを記録し続けている「マーベル・シネマティック・ユニバース」の最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』が11月3日(祝)より全国公開される。このたび、本作から登場する新キャラクターの日本語吹替版を、女優の天海祐希と声優の沢城みゆきが務めることが発表された。
本作では“アベンジャーズ”の一員であるソーとハルクが、復讐に燃える最強の敵、死の女神・ヘラとの戦いに挑むため、宿敵であるロキと女戦士ヴァルキリーを仲間に入れ最強チームを結成。壮絶なバトルが展開される。
死の女神・ヘラは、マーベル映画で初めての女性ヴィラン(悪役)として世界中から注目を集めている新キャラクター。ソーの究極の武器である“ムジョルニア”を簡単に破壊し“アベンジャーズ”が誇る最強コンビであるソーとハルクを脅かす。
そんな最強のヴィランを、2度のアカデミー賞に輝くオーストラリア出身の大女優ケイト・ブランシェットが演じている。彼女の声の吹替キャストに抜擢された天海は「同じ女優としてとても尊敬するケイト・ブランシェットさんの声を演じるということで光栄です」と喜びのコメント。本国からも、ケイトの声を務めるのに相応しい声質だとお墨付きをもらっている。
これまでにも『崖の上のポニョ』や『メアリと魔女の花』など、多くのアニメ映画で声優を務めてきた天海は「実写映画の声優として、これだけ長く複雑なセリフに声をあてるのは今回がはじめてだったので緊張しました」と、2011年に公開された『リアル・スティール』以来となる実写吹替の難しさを語り「ファンの方が多い作品なので、気に入ってもらえると嬉しいです」と自信を見せた。また天海は、現地時間10月10日にロサンゼルスで開催される本作のワールドプレミアへ参加することも決まっている。
そして、ソーたちと共に戦いに挑む新キャラクターの女戦士・ヴァルキリーの声を務める沢城はソーとロキのファンであることを告白し「ヴァルキリーの、戦士としてのカッコ良さだけではなく、彼女のチャーミングなキャラクターを出せるように、工夫しながら担当させて頂きました」と大興奮のコメント。
「ルパン三世」の峰不二子役や「ソードアート・オンライン」シリーズなどで知られる人気声優の沢城のほか、これまでの「アベンジャーズ」シリーズを通して声優を担当している三宅健太(ソー)、平川大輔(ロキ)、宮内敦士(ハルク)の続投も決定している。さらに、もう一人の新キャラであるコーグの声を、声優やお笑い芸人としても活躍する金谷ヒデユキが担当。
来年公開される『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へとつながる重要な役割を担う本作は「アベンジャーズ」ファンはもちろん、演劇ファンや声優ファンにとっても要注目の作品となることだろう。【文・久保田和馬】