松山ケンイチ×染谷将太×山田孝之が上野東照宮に降臨!映画『聖☆おにいさん THE MOVIE』大ヒットの鍵は神頼み&クチコミと大爆笑
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(12月20日公開)の「神々による神頼み大ヒット祈願」が12月19日、上野東照宮にて開催され、イエス役の松山ケンイチ、ブッダ役の染谷将太、本作のプロデューサーで走馬灯に出てくる人役としても出演している山田孝之、福田雄一監督が参加した。
中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」を実写映画化した本作は、松山演じる神の子イエスと染谷演じる仏の悟りを開いたブッダが、東京・立川の風呂無し6畳一間のアパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫する日常を描く。ゆるく平和な日常の物語が展開するなか、映画では世界の命運を揺るがす、神、仏、天使、悪魔らが大集結。神と仏と天使と悪魔が入り乱れるスペクタクルコメディーが展開する。
公開前日のイベントは珍しいと話した松山は、公開初日当日の過ごし方を訊かれ「朝イチからドラマの撮影です。セリフをちゃんとしゃべれるかなってことしか考えていません。映画館には行けません!」とニヤリとし、「この体はもう別の作品に預けています」と続け笑わせる。イベントが行われた上野東照宮には個人的に興味があったという松山。「重要文化財でとてもパワーのある場所。こういう場所で祈願させていただけるのは光栄。映画自体にすごくパワーがついたと思います!」と笑顔を見せた松山は、「行きたいと思っていた場所に、ちょうどイベントの話が来て。今年はもうこれ以上の幸運はないと思います。締めくくりとして最高です」と大喜びだった。
染谷は「僕はなにをするんだっけ?」と映画公開初日のスケジュールが飛んでいる様子。「(なにをする予定なのか)忘れちゃったけれど、映画は家族で観に行きたいと思います」と話し、ワールドプレミアで観客と一緒に映画を鑑賞し、その反応を楽しんだと明かしていた松山の言葉に、「僕もお客さんの反応を見つつ、一緒に(映画を)楽しみたいです!」とニコニコ。「お子さん何歳だっけ?」との福田監督の質問に「8歳と5歳。(年齢問わず)みんなで楽しめる作品だと思います!」とおすすめしていた。
「明日は、ムロツヨシさんとご飯を食べる予定です」と答えた山田は、「ご飯の前に『聖☆おにいさん』観に行きませんか?ってメッセージを送ったばかり。まだ返事は来ていないけれど、おそらくムロさんと二人で観に行くと思います。ちょい役二人で(笑)」と吹き出しながら、報告し笑わせた。
イベントにちなみ、「どんな時に神頼みをするのか」との質問に答える場面も。松山は「普段からしている。お腹痛い時は必ずしています」とし、劇中に登場するヒーローに触れ「病弱のヒーロー。緑の人の気持ちがわかる!めちゃくちゃ内股になっている(笑)。僕は薬よりも神頼み。効きます!ものすごく信頼しています!」と神頼みが身近なものであることを告白。染谷は「すごく方向音痴で、仕事に行く時に場所を間違えることもよくあります。毎回神頼み。でも毎回迷っているから、神頼みは効いていないのかも」としょんぼり。「常にしている」と話した山田は「誰か仕事くださ〜い!神様〜!もうちょっと頑張りたいので〜!って」と神頼みのジェスチャーをしながらも「感謝を伝えることはあるけれど、神頼みは少ないかも」とも話していた。
運試しのコーナーではみんなでおみくじを引くことに。「生まれて初めておみくじを引く」と明かした染谷が引いたのは小吉、松山は中吉、山田は大吉、福田監督は小吉という結果に。それぞれ結果は違ったが、内容を細かくチェックすると「人頼み」というのが共通のキーワードとして書かれていた。すると「皆さんのクチコミが頼りです!」と映画を観た人から拡がっていくことに期待を込めた四人。最後に松山が「ここにいる皆さんにもお願いしたいです!いい記事を書いてください!」と取材陣にもリクエストし、”神頼み””人頼み”のイベントを締めくくった。
取材・文/タナカシノブ