2025年最初の動員ランキングも『はたらく細胞』が席巻!年末公開の『グランメゾン・パリ』の初動成績は?
ジェイソン・ステイサムの主演最新作がランクイン!
ここからはランキングに戻ろう。公開5週目を迎えたディズニーの『モアナと伝説の海2』(公開中)は前週からワンランクダウンの3位にランクイン。週末3日間の成績は動員32万5000人、興収4億3100万円と、前週比98%の成績をキープしている。
累計成績では動員310万人&興収41億円を突破と、年末年始をまたいだこの1週間で約10億円の上乗せに成功した『モアナ2』。近年のディズニー作品と比較すると、『シュガー・ラッシュ:オンライン』(18)や『ウィッシュ』(23)の興収をすでに上回っており、興収51億6000万円を記録した前作『モアナと伝説の海』(16)にも着実に迫りつつある。
また、4位の『ライオン・キング:ムファサ』(公開中)は累計で動員108万人&興収15億円を突破。続く5位の『劇場版ドクターX』(公開中)は累計で動員201万人&興収41億円を突破するなど、年末の興行を牽引したタイトルは新年に入っても引き続き好調をキープ。
2025年に入ってから公開された新作タイトルからは、ジェイソン・ステイサムの主演作『ビーキーパー』(公開中)が7位に初登場。同作は、組織的詐欺集団に全財産を奪われた恩人の復讐のため、かつて所属していた世界最強の秘密組織“ビーキーパー”の力を借りながら事件の黒幕へと迫っていく養蜂家の男を描いたアクション映画だ。
北米での公開からほぼ1年越しの日本上陸となったが、近年では日本でもアクションスターとしての人気が安定してきたステイサム。これで『ワイルド・スピード ICE BREAK』(17)以降の出演作は9作連続(ノンクレジットのカメオ出演だった『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を除く)で初登場トップ10入りを果たしたことになる。
以下は、1~10位までのランキング(1月3日〜1月5日)
1位『はたらく細胞』
2位『グランメゾン・パリ』
3位『モアナと伝説の海2』
4位『ライオン・キング:ムファサ』
5位『劇場版ドクターX』
6位『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
7位『ビーキーパー』
8位『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』
9位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
10位『【推しの子】-The Final Act-』
今週末は、赤楚衛二と上白石萌歌がダブル主演を務め、HYの同名楽曲をモチーフにしたラブストーリー『366日』(1月10日公開)、2012年の放送開始以来、日本のみならずアジア各国で大ブームを巻き起こした深夜ドラマを、主演の松重豊自ら監督を務めて映画化した『劇映画 孤独のグルメ』(1月10日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬