デミ・ムーアがゴールデン・グローブ賞主演女優賞受賞!『The Substance』の邦題が『サブスタンス』に決定
第82回ゴールデン・グローブ賞でデミ・ムーアが主演女優賞を獲得。彼女が主演を務め、日本では5月16日(金)公開予定の映画『The Substance(原題)』の邦題が『サブスタンス』に決定した。
日本時間6日に行われた第82回ゴールデングローブ賞で『サブスタンス』は、主演女優賞(ミュージカル、コメディ部門)のほか、作品賞(ミュージカル、コメディ部門)、助演女優賞(マーガレット・クアリー)、監督賞(コラリー・ファルジャ)、脚本賞(コラリー・ファルジャ)にノミネートされた。
カンヌ国際映画祭で9分間にわたるスタンディングオベーションを受け脚本賞を受賞。トロント国際映画祭ではミッドナイト・マッドネスのオープニング作品として上映され圧倒的支持を集めて観客賞を受賞。さらにヨーロッパ映画賞では撮影賞、視覚効果賞を獲得。世界中のバイヤーが争奪戦を繰り広げる本作。ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得すると、スピーチの中でムーアは「完全に自分をさらけ出すことに、より大きな価値があった」と語り、狂気と呼べるほどの“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、新たな代表作をものにした。
授賞式の前半ではアルマーニ プリヴェのゴールドのドレスに身を包み、プレゼンターとして同作で助演女優賞にノミネートされたマーガレットとともに「SHOGUN 将軍」主演男優賞(ドラマシリーズ部門)受賞の真田広之へ、にこやかな笑みを浮かべていたムーア。自身も、長いキャリアで初となる主演女優賞を受賞し、スピーチでは「なんてことでしょう!」と歓喜の声を上げた。脚本も手掛けたコラリー監督が「女性を縛ってきた束縛から解放されるために」「血まみれの笑いになるだろう」と語る本作は、ゴールデン・グローブ賞受賞をうけてアカデミー賞戦線の最前線へと躍り出た。
日本での劇場公開に向けて、より大きな注目を集めること間違いなしの受賞となった『サブスタンス』。引き続き賞レースの行方も見守っていきたい。