海外での劇場公開も決定!カラー×サンライズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が初登場No. 1スタート

海外での劇場公開も決定!カラー×サンライズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が初登場No. 1スタート

1月17日から1月19日までの全国映画動員ランキングが発表。スタジオカラーとサンライズが初めてタッグを組んだ「ガンダム」シリーズの最新テレビアニメの劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(公開中)が、初登場でNo. 1を獲得した。

テレビシリーズに先駆け再構築!初日3日間の成績は『閃光のハサウェイ』超え

【写真を見る】カラーとサンライズが初タッグ!“新たな「ガンダム」シリーズ”は世界展開も決定
【写真を見る】カラーとサンライズが初タッグ!“新たな「ガンダム」シリーズ”は世界展開も決定[c] 創通・サンライズ

IMAX上映を含む全国426館で公開を迎えた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の初日から3日間の成績は、観客動員35万2500人、興行収入5億9900万円。これは「ガンダム」シリーズの歴代興収第3位となる興収22億3000万円を記録した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(21)の初動成績(動員25万9074人、興収5億2394万人)を上回る好成績。

宇宙に浮かぶスペース・コロニーで平穏に暮らす女子高生のアマテ・ユズリハ(声:黒沢ともよ)が、戦争難民の少女ニャアン(声:石川由依)と出会い、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれ、苛烈なバトルの日々に身を投じていく姿を描く「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」。そのテレビシリーズ放送に先駆けて、一部話数を劇場上映用に再構築したのが本作だ。

非合法なモビルスーツ決闘競技に身を投じる少女を主人公にした「『機動戦士Gundam GQuuuuuuX」
非合法なモビルスーツ決闘競技に身を投じる少女を主人公にした「『機動戦士Gundam GQuuuuuuX」[c] 創通・サンライズ

「ガンダム」シリーズといえば、昨年1月に公開された『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(24)が、昨秋に2バージョンが公開された「特別版」を含めて動員300万人&興収50億円を突破するシリーズ新記録を大幅に更新する大ヒットとなったことが記憶に新しい。40年以上にわたって熱狂的に支持されるシリーズが勢いに乗るこのタイミングで、「エヴァンゲリオン」シリーズのカラーとの初タッグ。これは新たなファンの獲得にもつながる作品と言えるだろう。

また先日、本作が2月28日(金)より北米エリアで公開されるほか、香港やマカオ、台湾、タイ、オーストラリア、ニュージーランドでも公開されることが発表されたばかり。言わずもがな海外での人気も高い「ガンダム」シリーズだが、あらためて調べてみると北米ではほとんどの作品がソフトや配信での公開、もしくは映画祭やイベント上映での展開が中心。今回のように日本と近しいタイミングでの劇場公開はあまりされていないなかったようだ。


北米ではアカデミー賞の常連「GKIDS」が配給を担当!
北米ではアカデミー賞の常連「GKIDS」が配給を担当![c] 創通・サンライズ

しかも北米配給を務めるのは、『君たちはどう生きるか』(23)で第96回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したGKIDS。スタジオジブリ作品や細田守、新海誠らをはじめとした日本アニメに加え、世界各国のクリエイターの作品を北米に紹介してきた実績がある配給会社だ。日本だけでなく、北米でも「ガンダム」ファンの拡大に期待が持てそう。今後の続報に注目しておきたい。

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