『366日』上白石萌歌、愛娘との再会にメロメロ「私が生んだことにしていい?」
沖縄出身のバンド、HYの名曲にインスパイアされたラブストーリー『366日』(公開中)の公開記念舞台挨拶が1月20日、丸の内ピカデリー1で実施され、赤楚衛二、上白石萌歌、稲垣来泉、齋藤潤が登壇した。
娘役の稲垣に目を細めっぱなしの上白石は「愛おしいです。もう自分の子のように見える。私が生んだことにしていい?可愛すぎて」とメロメロ。親子役共演の印象を聞かれた上白石が「話している時もお芝居の時も来泉ちゃんは目をよく見てくれて、その目の純度が凄い。その目が綺麗で純な光を受けて私は母親になる事が出来た」と熱弁すると、赤楚は「何この暖かい空気。ずっと見ていたい」と親子の姿に癒されていた。
興収5億円超の大ヒットを記録中。本作の主人公・真喜屋湊を演じた赤楚は「一生懸命頑張って作り上げた作品なので、このように広がって心底安心しています」と喜色満面で、湊と運命の恋をする玉城美海役の上白石も「我々の想像の範疇を超えた温かい広がりを肌で感じております。今日もこのように集えてとても嬉しいです」と喜んだ。
SNSにはリピーターの感想もあふれているという。「映画館に2回観に行って、1回目は湊の母親役の石田ひかりさんと2人で観に行って感慨深かった」と明かす上白石は、『366日』のおかわり鑑賞のポイントについて「20年分を描いている物語なので、1回目のフレッシュさもいいけれど、2回3回と観ていくうちに色々な発見があります。ぜひ色々な視点から観てほしい」とおススメした。
そんな中、主演の赤楚に向けて上白石が感謝の手紙のサプライズ。上白石から「赤楚氏と出会って2年。お互いに必死で乗り越えてきた日々があってこその今で、辛いことも楽しい事もすべてが葉となり枝となって今こうして花を咲かせることが出来ている。湊をこんなにも素敵に生きてくれて本当にありがとう。美海はとても幸せでした」などの言葉を送られた赤楚は「恋愛する相手の美海が萌歌ちゃんで本当に良かった」としみじみしていた。
さらにNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で三線を習ったという上白石が「沖縄を感じていただければ」とHYの楽曲「366日」の前奏&歌唱付きの「芭蕉布」を三線でサプライズ生演奏。演奏を終えて「緊張した~!」と赤面する上白石の一方で、赤楚は「沖縄の風景が見えてきた!」と手放しで絶賛していた。
取材・文/石井隼人