井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介が出演!『岸辺露伴は動かない 懺悔室』特報映像も公開
荒木飛呂彦による大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフを実写化したシリーズ最新作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)。本作より、新キャスト情報が解禁となった。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家、岸辺露伴。高橋一生を主演に迎えドラマ化された同作は、そのクオリティを多くの原作ファンが絶賛し、映画版第1作となる『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)もまた、ファンの熱狂により観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円の大ヒットとなった。
その最新作となる本作では、原作ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる全編ヴェネツィアロケにて撮影、史上最高スケールでの完全映画化を実現した。
そんな本作において、井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介ら豪華俳優陣の出演が発表された。井浦はヴェネツィアの教会を訪れた露伴に「懺悔室」で自ら犯した「あやまち」を告白する謎の男、田宮を演じる。原作者、荒木の大ファンであるという井浦は、「星の数ほどマンガ原作の映像作品はありますが、私にとって荒木先生作品に参加することは、ただうれしいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜にも襲われています」とコメントする。
ヴェネツィアの迷宮に露伴が迷い込むきっかけとなる仮面職人のマリア役には、玉城をキャスティング。出演に際し、「ヴェネツィアの街でマリアとして立つ時、仮面やステンドグラス、陽の光までもが問いかけてくるようで。それに精一杯応えようと挑んだ日々でした。シリーズの原点ともいえる作品に参加できたことを心からうれしく思っています」と喜びを口にする。
田宮が告白する恐ろしい話のカギを握る浮浪者、ソトバ役を務めるのは戸次で、「個人的に愛読させていただいている荒木飛呂彦先生原作の作品に出演!本当に光栄です!全編ヴェネツィアロケという贅沢な撮影も、夢のようでした。今回私は、スマホが顔認証してくれないほどのメイクをして臨んでいます」と撮影を振り返る。本作では一目見たら脳裏に焼き付いて離れない、ただならぬ雰囲気を醸しだすソトバを体現している。
そのソトバを死なせてしまったことで、不気味なほどの“幸運”に襲われる“呪い”をかけられてしまった水尾役に大東。「岸辺露伴シリーズのルーツである『懺悔室』に参加出来ることを心からうれしく思います。僕としては日々壮絶なシーンの連続で、心を鎮めるために夜な夜なヴェネツィアの街を歩いていましたが、気付けばロケ地に足を運んでしまい、この美しい景色の中最高の環境で、逃れられない水尾の呪縛に身を置けることに、ゾクゾクとした心地良い幸福感を味わってきました」とヴェネツィアで行われた撮影を回顧する。それぞれがシリーズへの参加に喜びを溢れさせている。
あわせて解禁された特報映像では、露伴が現地に合わせたイタリア語でヘブンズ・ドアーを行使する場面や、黒いシルクハットとスーツに身を包んだ田宮が「本当に恐ろしいことは、ここから始まるんです」と静かに露伴に語りかける姿、本心の見えない不敵な笑みを浮かべるマリアやお馴染みのハイセンスなファッションに身を包んだ担当編集、泉京香(飯豊まりえ)の姿も収められており、水の都ヴェネツィアの美しい街並みとともに本作で描かれるシリーズ最上級に壮大で極上のサスペンスに期待の高まる仕上がりとなっている。
はたして、懺悔にやって来た男の罪、そして本当に恐ろしいこととは一体何なのか?『岸辺露伴は動かない 懺悔室』のシリーズ史上最上級に美しく恐ろしい世界に注目してほしい。