神尾楓珠、高校生からの質問にロマンティックな回答!「告白するならひまわり畑で」『大きな玉ねぎの下で』公開直前イベント

神尾楓珠、高校生からの質問にロマンティックな回答!「告白するならひまわり畑で」『大きな玉ねぎの下で』公開直前イベント

爆風スランプ不朽の名曲にインスパイアされた映画『大きな玉ねぎの下で』の公開直前イベントが、1月29日に二松学舎大学附属高校で開催され、神尾楓珠、中川大輔、伊藤あさひ、asmiが登壇。神尾たちが高校生たちから寄せられた悩みや質問に答え、会場は大いに盛り上がりを見せた。また、asmiは主題歌を生披露した。

【写真を見る】神尾楓珠のロマンティックな回答に高校生たちも大興奮!
【写真を見る】神尾楓珠のロマンティックな回答に高校生たちも大興奮![c]2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

本作の舞台となった日本武道館の隣に位置する二松学舎大学附属高校で、学年集会と称して集められた高校3年生の生徒たち。イベントの内容は生徒たちに一切明かされておらず、完全サプライズでの実施となった。予告が流れた直後に、神尾たちが登場すると、会場からは瞬く間に大きな歓声と拍手が!大興奮する生徒たちも見受けられるなか、神尾らキャスト陣は時折、手振りや笑顔で黄色い歓声に応えた。

本作で描かれるのは、顔や素性を知らない相手に恋をする2つの時代の恋物語。まずはMCからキャスト陣に向け「劇中のような状況になったら、どのように相手にアプローチしますか?」という質問が。

喜一役の中川大輔
喜一役の中川大輔[c]2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

神尾は「まずは共通の話題を探しますよね。本作で言うと、(神尾と桜田ひよりが演じた丈流と美優は)好きなアーティストが一緒。そこからぎゅっと心の距離が縮まっているので、共通の趣味で盛り上がれたら距離が縮まるのかなという気はしますよね」と回答。中川も「僕は絵を描くのが好きなので、絵で自分の魅力をアプローチできたらいいのかなと。いろいろやり方はありますよね」と、伊藤も「顔が知らないからこそ、心の内側をさらけだせたり本音を聞けたりすることもあるのかもしれないですよね。僕も(顔を見えない相手を好きになるような)経験はないんですが、おもしろそうだなと」とコメント。

続いて集まった高校生からの悩みや質問にキャスト陣が答えるトークコーナーが実施。ある男子生徒からは「めっちゃモテるお三方だと思うので、”モテるでしょ“と言われた時のカッコいい返し方を教えてください!」という高校生らしい質問が入る。

小柴役の伊藤あさひ
小柴役の伊藤あさひ[c]2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

神尾は「僕が1個見つけたのは、『いやいや…まあそうですね』って一度謙遜しつつ肯定する、というもの」と実演しながら説明。そんな神尾の返しに「神尾楓珠がそれを言うのはもはや清々しいかもしれない」と反応する中川は、自身のターンでは「『いやあ…まあ、はい』かな」と同じような返しを実演。「同じだったわ!これが最適なのかもしれない」とこぼし、笑いを誘った。

一方で伊藤は「『いやあ…まあでも好きな人にモテないとしょうがないからね』…ですかね」と披露すると、まさかの真面目な返しに2人からツッコミが入る場面も。3名の実演に質問した高校生は「めっちゃかっこいいっす!」と目を輝かせた。

また、2人目の男子校生からは、「めちゃくちゃモテるお三方かと思いますが、告白する時に“これを伝えれば絶対にイケる”という言葉があれば教えてください!」というピュアな質問が。まずは伊藤が「僕のシチュエーションでは、ちゃんとあなたのどこが素敵かを伝えたうえで、好きになりましたと自分の気持ちを伝えて、本気でよろしくお願いします!と言いますね。具体的に言われたほうが嬉しいかなって」とプランを明かす。

続いて神尾は「僕はひまわり畑で告白ですね」と意外なシチュエーションについて語る。「自分のこともひまわりだと思って…、ほかのひまわりはあっち(太陽)を見ていると思うけれど、僕は君というひまわりを見つめてますっていう…」と答えると、中川も「ひまわりの花言葉は“あなただけを見つめる”だもんね」とアシスト。ロマンチックな回答に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

神尾楓珠、中川大輔、伊藤あさひ、asmiによるフォトセッション
神尾楓珠、中川大輔、伊藤あさひ、asmiによるフォトセッション[c]2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

最後に寄せられたのは、女子生徒からの「自分に自信が持てません。俳優として活躍されているお三方に、自分に自信を持つ方法を教えてほしいです」という真面目な質問が。「意外と僕らもなかったりするよね」と本音を吐露する3名だったが、まず神尾は「僕も周りに素晴らしい方たちが多すぎて(自信が)なくなるようなことはありますが…人にはそれぞれの良さがあること、自分には自分のよさがあるということを見失わないようにしていたら、自分のことを嫌いにならずにやっていけるのかなと思います」とアドバイス。

中川が「僕は自分に期待しすぎないようにすること。こういうところで“スベってもいいや”くらいの気持ちでいることを大切にしていますね」と言うと、伊藤は「人生がいつ終わってしまうのかもわからないし、ずっといまが一番大事な時期だと思って過ごしているので、自信がなくても思い切りやってみると言うことが大切かな」と温かいエールを送った。


アーティスト、A-ri役のasmiが「大きな玉ねぎの下で」を生歌唱!
アーティスト、A-ri役のasmiが「大きな玉ねぎの下で」を生歌唱![c]2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

イベントの終盤では、本作の主題歌を担当し、劇中にも人気アーティストA-ri役としても出演しているasmiもサプライズ登場。アコースティックで主題歌「大きな玉ねぎの下で」の生披露が行われた。演奏後に感想を求められたasmiは「緊張しましたが、みなさん聴いてくれてうれしかったです」とにっこり。そばで歌声を聴いた神尾も「弾き語りバーションは初めて聴かせていただいたんですが、今回もすごく素敵でした」と感激する。

中川は「歌詞を聴いていて、武道館の曲でもあるけれど、この学校の曲でもあるなと。皆さんも残り少ない登校日に、この曲を聴きながら登校したらエモいですよね」と、伊藤も「心が洗われた気分。優しい気持ちになれる曲ですね」と手放しで称賛した。

最後に神尾は「この映画は2つの時代を交錯する作品ですが、どちらのストーリーを観てもおもしろくて飽きない作品になっていると思います。この作品に込められたメッセージをぜひ受け取ってもらえたらうれしいです」と生徒たちに向けて熱い言葉を送り、大きな拍手が再び沸き起こったなか、イベントは締めくくられた。

文/山崎伸子

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