『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』壮絶アクション&メイキング風景を収めた特別映像

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』壮絶アクション&メイキング風景を収めた特別映像

マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(2月14日公開)から、壮絶なアクションシーンやメイキング風景を収めた特別映像が到着した。

【写真を見る】壮絶アクション&メイキング風景を収めた特別映像が到着!
【写真を見る】壮絶アクション&メイキング風景を収めた特別映像が到着![c]2025 MARVEL.

本作の主人公は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で、サノスを相手にアベンジャーズをアッセンブルした初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、スティーブから正義の象徴である盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン。サムは、アメリカの象徴でもあり、さらにはヒーローの象徴とさえ言える存在であった“キャプテン・アメリカ”という重圧に葛藤しながらも、スティーブの意思を継ぎ、その圧倒的な重みを背負うことを決意した。

このたびサム役のアンソニー・マッキー、そしてレッドハルクと化してサムに立ちはだかるサディアス・ロス米大統領役のハリソン・フォードの豪快なアクションシーンと貴重な撮影裏を映した特別映像が解禁。映像では、猛スピードで空を駆けながら戦闘機をも撃破するなど、新キャプテン・アメリカならではの翼と盾を駆使したシリーズの新機軸となるアクションが映しだされ、アンソニーも「観客が待ち望んでいたマーベル映画です。早く観てほしい」と勇ましい言葉で自信をのぞかせる。

元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムが、葛藤を抱きながらもキャプテン・アメリカの重圧を背負うことを決意。本作では、かつてない強大な敵へと立ち向かっていく。映像では、受け継いだ盾を誇らしげにアピールするアンソニーが「撮影中は最高の気分だった。憧れのキャプテン・アメリカだ。あの盾を持つ日が来るとは感激だ」と、正義の象徴を演じることへの俳優としての喜びを語る。そんなアンソニーが演じる新キャプテン・アメリカを、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「堂々たるキャプテン・アメリカだ」と絶賛。

映像にもあるように、本作ではこれまでのキャプテン・アメリカ同様に盾を使った重厚感たっぷりの肉弾戦に加え、翼を広げ自由自在に空を駆ける、元ファルコンとして活躍していたウィルソンならではの臨場感あふれる空中アクションも展開。翼と盾を巧みに操るこれまでに観たことがない圧倒的スケールの新たなアクションを劇場で体験することができる。

そして本作でサムに立ちはだかるのが、ハリソン演じるアメリカ大統領のロス。噴火のような咆哮をあげ、すべてを一捻りでなぎ倒す最強のパワーを持つレッドハルクへと変貌し、サムに襲い掛かる。これまで数多くの名作で映画界を牽引してきたハリソンがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に初参戦することについて、ファイギは「ロス大統領がハリソンなんて夢みたいだよ」と喜びを告白。これまでも「インディ・ジョーンズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズなどの大人気作で身体を張った撮影に挑んできたハリソンは、本作への参加について「マーベル映画は現場が楽しそうでね。私も仲間に入ってみようかなと」と笑顔で軽やかに語る。

しかしそんな姿とは裏腹に、映像では重い拳で相手を一撃にするシーンや、上から降りかかるガラスの破片を全身で浴びるシーンなど激しい撮影の裏側が映し出されると同時に、大統領としての威厳を感じさせる表情や怒りの感情など、圧倒的な演技力を魅せている。そんなレジェンドの姿にアンソニーも「ハリソンはさすがの名俳優です。この大作映画で役を作り上げる彼から多くを学んだ」と現場での学びを語った。そして最後には「数々のサプライズがある」という言葉が放たれる。

本作では、ロス大統領が開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた日本を含む各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展していく。この混乱を食い止めようとするキャプテン・アメリカに、赤いハルクと化した大統領ロスが襲いかかる。だが、すべてはある人物によって仕組まれた陰謀だった。各国の対立は混迷を極め、平岳大演じる日本の尾崎首相の思惑も絡み合っていく。


爽快なアクションと重厚なポリティカルサスペンスが絶妙にミックスされた世界観がファンからの支持も厚い「キャプテン・アメリカ」シリーズ。新キャップの戦いをスクリーンで見届けよう!

文/スズキヒロシ

関連作品