成海璃子が気合の入ったド迫力“剣道少女”に大変身
ドラマ「瑠璃の島」(日本テレビ系)や映画『神童』(06)などに出演し、若手演技派女優として注目を集める成海璃子。“可憐なルックスに大人顔負けの意志の強さを併せ持つヒロイン”という役どころが多い彼女だが、主演最新作『武士道シックスティーン』(4月24日公開)では、見た目もちょっと厳つい(!?)剣道少女に挑戦している。
成海璃子演じる香織は、3歳から鍛錬を積んできた剣道エリート。とある大会で無名選手に負けたことが忘れられず、その選手を追って強豪校に入学したものの、因縁の相手・早苗(北乃きい)は、剣道は楽しむのがモットーのお気楽少女だった…という本作。“剛”の香織と、“柔”の早苗というキャラクターの対比ぶりが楽しいのだが、香織の“剛”ぶりが半端じゃないのだ。
ドスのきいた声で怒鳴られると、早苗と同じようにタジタジになってしまい、相手をにらみつけるその眼差しには逃げ出したくなってしまうほど。『山形スクリーム』(09)でのコメディエンヌぶりも楽しかったが、本作は新境地開拓といっていいだろう。
また、剣道に燃えるツンとした成海璃子からは、どこか宝塚歌劇の男役に似た魅力も。そんな姿には男子はもちろん、女子もゾッコンになるかも？【トライワークス】
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