ハリウッドのトレンドは映画監督が映画監督を撮る!ギレルモ・デル・トロがマイケル・マンのドキュメンタリーを製作
ハリウッドでは現在、有名監督がその他の著名監督に関するドキュメンタリーを製作するトレンドがあるようだ。
映画『フランシス・ハ』(12)や『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(14)を手掛けたノア・バームバック監督が、『キャリー』(76)や『スカーフェイス』(83)のブライアン・デ・パルマ監督を題材にしたドキュメンタリー映画『デ・パルマ』(15)を公開したのに続き、今年10月にはスーザン・レイシー監督がスティーヴン・スピルバーグ監督を追ったドキュメンタリー『Spielberg(原題)』をHBOで公開した。
米オンラインメディアのTVOvermindが報じるには、今度はギレルモ・デル・トロ監督がマイケル・マン監督のドキュメンタリーを製作することになったそうだ。マイケル・マンは1943年生まれのアメリカ人映画監督、脚本家、プロデューサー。これまでの監督作品は『ヒート』(96)や『コラテラル』(04)、『マイアミ・バイス』(06)など有名作多数。
彼のドキュメンタリーを手掛けるギレルモ・デル・トロは、『ヘルボーイ』(04)や『パシフィック・リム』(13)など、おもにホラーとアクションのジャンルで有名なメキシコ人映画監督で、ドキュメンタリーというジャンルは彼にとっても新しい境界になる。本作の公開日や、詳細は未だ明かされていない。【文/小池かおる】
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